北朝鮮のミサイル総局が行った戦略巡航ミサイルのクラスター弾頭の試験=2026年11月2日、朝鮮中央通信・朝鮮通信 北朝鮮のミサイル総局は2日、子爆弾を広範囲にまき散らして攻撃する弾頭「クラスター弾」を戦略巡航ミサイルに搭載し、発射試験を行った。朝鮮中央通信が3日、報道した。ミサイル総局は10月31日に戦術弾道ミサイルを使ったクラスター弾の試験を行っており、さまざまなミサイルでの攻撃能力を誇示した形だ。 2日の試験によって、5~6ヘクタールの区域を極めて高い密度で焦土化できることを実証したという。また、2日には巡航ミサイルの軌道制御を向上させることで標的を垂直に打撃する能力も完成したと主張した。Advertisement ミサイル総局長は「多様な兵器システムを発展させるべき必要性はいつもより差し迫っている」と述べ、多様な機能を備えることで北朝鮮に対する脅威を抑止する意図を示した。北朝鮮は相次いで行った2回の試験について、国内向けの党機関紙「労働新聞」では報じておらず、対外的なけん制とみられる。 クラスター弾は無差別的に被害を与える非人道性などから日本を含む100以上の国・地域が加盟する「オスロ条約」で使用や開発が禁止されているが、北朝鮮や韓国は加盟していない。【ソウル川口峻】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。