18歳以下の貸出人数が3倍に跳ね上がった深谷市図書館のスタンプ台紙=埼玉県熊谷市内で2026年7月2日、隈元浩彦撮影 道徳と経済は相反しないと、道徳経済合一を説いた渋沢栄一。ふるさとの埼玉県深谷市が今夏に「読書」と「地域通貨」を組み合わせる試みに挑んだ。図書館で本を借りてスタンプを集めると、500円分の地域通貨「ネギー」がもらえる読書推進キャンペーン「ネギーチャレンジこども読書2026」。市が10月27日に公表した結果によると、期間中の18歳以下の貸出人数は、前年同期の約3・3倍に跳ね上がった。効き目はてきめんだったようだ。市の目標大きく上回る このキャンペーンは7月17日~9月1日、市内5カ所の市立図書館で実施した。18歳以下の子どもらを対象に、本を借りると1日1個のスタンプがもらえ、5個集めれば地域通貨500円分のネギーカードと交換できる仕組み。 市教委によると、期間中の貸出人数は延べ1万6683人で、前年同期の5010人の約3・3倍。貸出冊数も2万1327冊から5万4709冊へと約2・6倍に増えた。新規利用登録者も299人から928人へと約3・1倍に。市が掲げた貸出人数、冊数の前年同期比30%増という目標を大きく上回った。友達同士で誘い合って来館する姿も見られたという。 もっとも全てが計算通りだったわけではない。…Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。関連記事