広島のカキ、ようやく水揚げ解禁 海水温上昇で例年比1カ月遅れ

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海から引き上げられた養殖カキ=広島県廿日市市で2026年11月2日午前6時29分、佐藤賢二郎撮影 日本一の生産量を誇る広島県産養殖カキの水揚げが2日、始まった。今夏の猛暑で海水温が高くなった影響で生育の遅れが懸念されたため、例年より約1カ月遅い解禁となった。 同県廿日市市のカキ養殖業者「島田水産」では午前6時過ぎ、作業員が岸から約2キロ離れた宮島沖に浮かぶ養殖いかだで作業を開始。クレーンで長さ約10メートルのワイヤを引き揚げ、カキを次々と水揚げしていった。Advertisement 広島県では昨年度、記録的猛暑の影響などで養殖カキの大量死が相次ぎ、生産量は平年の約6割にとどまった。県によると、今年も一部の地域で大量死が発生しているとみられる。 島田水産では今のところ平年より少し多い生産量を見込んでいるという。島田泰昌社長(40)は「この日が待ち遠しかった。今年は多くの人においしく味わってもらいたい」と話した。【井村陸】Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。