自宅を赤ちゃんポストにした女性 閉鎖までの4年間、揺れた考え

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毎日新聞 2026/8/29 12:15(最終更新 8/29 12:15) 有料記事 1969文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷当別町で赤ちゃんポストを運営していた坂本志麻さん=当別町で2026年5月25日午後3時14分、和田幸栞撮影 北海道当別町で個人が運営していた赤ちゃんポストが4月末に閉鎖した。匿名の親から育てられない乳幼児を受け入れてきた施設は、医療提供体制が整わず、行政側は「母子に危険がある」などとして問題視してきた経緯がある。施設の開設と閉鎖に際し、運営者の坂本志麻さん(51)に揺れた考えを聞いた。道内外から計4116件の問い合わせ 5月25日、当別町で赤ちゃんポストを運営していた坂本さんの自宅を訪れた。屋外には滑り台などの遊具が置かれ、室内の壁の黒板には子供たちがアニメのキャラクターなどが描かれていた。 「施設の子供はかわいそうと思われたくないので、温かい雰囲気にしようと施設をつくってきました」 坂本さんは2022年5月、赤ちゃんポストを開設。自宅を利用し、センサー付きで無施錠の小部屋を用意して24時間の受け入れ態勢を準備した。 この施設は、熊本市の慈恵病院が07年に国内で初めて赤ちゃんポスト「こうのとりのゆりかご」を設置し、これに続く2例目となる赤ちゃんポストだった。だが、医療機関ではなく個人が運営している点で慈恵病院とは異なっていた。 慈恵病院による設置の後、韓国では09年に教会の牧師らが同様の施設を設けた。 「こういうことができるんだ」。当時は漠然とそう考えた。19年に札幌市で2歳の女児が虐待死した事件が起こり、「どうしたらこうした事件を防げるのだろう」と悩んだ。 そんな時、慈恵病院のポストに預けられ、里親の元で育った宮津航一さんのインタビューを目にした。「ゆりかごがなかったら、(養父母の)両親と会うこともできなかった。感謝している」という内容だった。施設を開設する意義を感じ、行動に移したという。 坂本さんによると、閉鎖までの約4年間で赤ちゃんポストに預けられた子はいなかったが、道内外の親と直接会い、重度の障がい児を含む15人の乳幼児を引き取った。 「子供を育てられない」といった相談は、出生前後を問わず道内外から計4116件寄せられた。 坂本さんは赤ちゃんポストを開設する10年以上前から里親をしていたといい、現在は引き取った子供ら複数人と共に同居生活を送っている。行政から24回の自粛、中止要請…この記事は有料記事です。残り1062文字(全文1969文字)あわせて読みたいAdvertisementこの記事の筆者すべて見る1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>