深掘り 宇都宮裕一毎日新聞 2026/8/30 16:30(最終更新 8/30 16:30) 有料記事 2368文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷給水所で飲料水を受け取る住民ら(右側)。熊本地震の被災地の一部では地震から3週間あまりが過ぎても断水が続いていた=熊本県宇城市小川町江頭で2026年8月20日午前9時22分、中村敦茂撮影 強い日差しが照り付ける駐車場に、住民らが次々と訪れていた。 20日朝、熊本地震で震度7を観測した熊本県宇城市の小川防災拠点センター。ポリタンクやペットボトルを持参し、給水車から水をもらっては自家用車に積み込む。 「毎日ですよ。疲れました」(70代男性)、「水運びで腰を痛めてしまって」(70代女性)。表情に疲労がにじむ。 震源に近く、被害が大きかったこの地域では、発生から3週間あまりたっても断水が続いていた。 近くの無職、富田浩吉さん(75)は妻と2人暮らし。水の節約で自炊は控えて、用を足すのも避難所の仮設トイレに出向く。 10年前の熊本地震で経験した断水は2日ほどで「(今回は)長いねえ。小川に75年いて、こんなことは初めて」とため息をついた。 関連記事 災害関連死を防げ 10年前の教訓は生かされたのか 熊本地震 支援物資の山に「なぜもらえないの?」 被災地を襲った想定外一つ一つ掘り返して修繕 国土交通省によると、熊本地震では宇城市や八代市など熊本県内を中心に、最大約10万8000戸が断水。順次復旧したが、完全に解消するまで1カ月かかった。 主な原因は、強い揺れで地中の配水管などが広い範囲で破損したことだ。8月中旬までに確認されただけで、宇城市上下水道局管内で約150カ所、八代市水道局管内で約200カ所に及ぶ。試験通水して漏水した箇所を見つけては一つ一つ掘り返し、配水管を修繕する作業は時間を要した。 管路が耐震化されていれば、断水は減らせていたかもしれない。ただ、特に地方では、耐震化がたやすくは進まない事情がある。 国交省によると、避難所や災害拠点病院など重要施設につながる水道管の耐震化率(2024年度末)は全国平均で47%。東京都(92%)や大阪府(63%)といった大都市圏は高いが、熊本県は45%と平均に届かない。 県内を見ると、政令市の熊本市は83%の一方、断水が長引いた八代市は29%、宇城市は4%にとどまり、自治体格差が浮かぶ。 水道管は全国的に高度成長期に敷設された物が多く、老朽化で更新需要が増大している。そこに人口減少による収入減が…この記事は有料記事です。残り1482文字(全文2368文字)関連記事【最新記事】あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>