2026年9月2日 18時00分有料記事仙道洸原発避難者訴訟の判決後、「国の責任を認めず」の旗を掲げる弁護士ら=2026年9月2日、大阪市北区、遠藤美波撮影 2011年の東京電力福島第一原発事故のあとに関西地方に避難した住民が、国と東電に総額約29億2710万円の賠償を求めた訴訟の判決が2日、大阪地裁(松本展幸裁判長)であった。判決は東電に計約9049万円の支払いを命じたが、国の責任は認めなかった。 79世帯221人が、放射線のリスクからふるさとでの生活をあきらめて移住した費用の負担や、家族と離ればなれになった精神的苦痛などを訴えていた。 判決は、避難者が当時暮らしていた居住地の放射線量などに照らし、健康に影響を受けるとの恐怖心や不安から移動したと客観的・合理的に評価できる場合は東電が賠償責任を負うとした。その上で、福島県外から避難した1世帯を含む計53世帯103人への賠償を東電に命じた。 国の賠償責任については、津波の高さは想定を超え、防潮堤をつくっても事故は避けられなかったとして否定。「原発は公の営造物で、国に設置管理責任があった」との原告側の主張も、「あくまで東電が設置し運営する施設で、国と共同で管理していたとは認められない」と退けた。 同種の訴訟は各地で起こされている。原告側弁護団によると、他に9件が係争中だが、22年6月に最高裁が国の責任を認めない判決を出してからは、これを踏襲する判断が続いているという。原告「家族の15年、取り戻したかった…」 提訴から13年。判決後の会…【この記事の続きが読める】有料記事が読み放題のスタンダードコースが初回1カ月無料!詳しくはこちら宅配紙面の購読者なら、ダブルコース半年割がお得です。詳しくはこちらこの記事を書いた人仙道洸大阪社会部|裁判担当専門・関心分野司法、在日コリアン、在日外国人関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ9月2日 (水)長期金利 一時3.000%備蓄米21万トン買い戻しへ秋山豊寛さん死去 84歳9月1日 (火)中道改革連合 事実上の解体へ核のごみ調査 国が申し入れ歌舞伎町ビル火災 25年8月31日 (月)情報開示わざと遅らせる投稿生活道路 60→30キロ規制に「ワーホリ」ビザ発給抑制へ8月30日 (日)原油の中東依存 9割から6割に不同意性交事件 把握進む江戸時代の食事、塩分高すぎトップニューストップページへ台風24号が沖縄・奄美に接近へ 前線に影響、全国各地で大雨の恐れ17:20「コメ、もっと買い戻して」知事が強い口調で注文 鈴木農水相の地元16:30ぬいぐるみ盗んだ罪、被告の保釈認める決定 最高裁が地裁の判断覆す17:38三菱自動車が新型パジェロ公開 7年ぶり復活、国内は12月中旬発売17:46「聖闘士星矢」作者が横領被害 元マネジャーらに28億円の賠償請求14:34ラピダス、キオクシア「日の丸半導体」巨額投資は実るか 異次元競争13:00