孤独の現場から:「死後もきれい」は幻想 捜査1課の検視官が見た孤独死のリアル

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孤独の現場から毎日新聞 2026/9/2 06:00(最終更新 9/2 06:00) 有料記事 2421文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷検視官は現場でさまざまな遺体と向き合う(写真はイメージ)=ゲッティ 生きている間に社会から「見えない」存在となり、死後もその状態がずっと続いていた。 それが、孤独死(孤立死)の実態ではないだろうか。 埼玉県警捜査1課で、遺体の状況から事件性の有無などを判断する検視官を務めた山形真紀さんは、数々の孤独死を扱う中でそう考えるようになった。 「人ごとではなく、誰にでも起こりうることです」 検視官は日々、どのような「孤独の現場」を目の当たりにしているのか。 <主な内容> ・1600人の遺体と向き合う ・1人暮らし遺体の3割弱、死後8日以上 ・白骨化した兄弟 ・弔いではなく「処理」に見える ・「社会全体がもう少し関心持って」 ※記事へのご意見、情報は情報提供フォーム「つながる毎日新聞」にお寄せください。1600人の遺体と向き合う 「この街のどこかに、発見されるのを待っている遺体がきっとある」 街を一望できる場所に行くと、山形さんの脳裏にはそんな思いがよぎる。 検視官として2021年から3年間にわたり、約1600人の遺体と向き合った。 多くは見つかるまでに時間がかかり、腐敗してしまう。 それは、警察官として20年以上のキャリアがあった山形さんにとっても驚きだった。 検視や解剖などを経て事件性がないことが分かっても、身元、年齢、性別などが特定できないこともある。 「亡くなった後もきれいなまま、というのは幻想です。残された人が、ショックでトラウマを抱えることもある。目を背けられ、触れたくない、関わりたくない存在となってしまいがちです」1人暮らし遺体の3割弱、死後8日以上 警察庁によると、25年に全国の警察で取り扱った20万4562人の遺体のうち、自宅で亡くなった1人暮らしの人は4割弱の7万6941人に上った。 自宅で亡くなった1人暮らしの人のうち、3割弱の2万2222人は死後8日以上たって発見され、366日以上経過してから見つかった人も208人いた。 こうした「孤立死」の背景には、単身世帯の増加があるとされる。 厚生労働省の調査では、単身世帯は25年に全世帯の35・4%を占め、過去最多を更新した。世帯構造別で見ても最も多かった。 一方で、誰かと暮らしていても社会から孤立してしまうことはある。 ふすま1枚隔てた部屋で、父親が亡くなっていることに気付かなかった同居の家族、夫が亡くなったことを理解できず、通報が遅れた認知症の妻――。 いずれも、山形さんが実際に遭遇した事案だ。白骨化した兄弟 特に印象に残…この記事は有料記事です。残り1395文字(全文2421文字)【前の記事】逮捕翌日にまた万引き…窃盗症当事者の負のループと克服後の7年関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>