煙の先に小さな「山」、救助隊員がみた惨状 44人死亡の火災で何が

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深掘り2026年8月31日 11時00分有料記事平川仁 幅70~80センチほどの階段は、溶鉱炉のように赤く焼けていた。 「しっかり前へ進め!」 東京消防庁の隊員たちが、隊長のかけ声を頼りに放水を続け、雑居ビルの内階段を上っていく。壁は真っ赤に膨らんで燃えているように見え、耐熱性の高い防火服越しにも熱さを感じた。 ようやくたどり着いた3階のマージャンゲーム店の奥では、すすにまみれた人たちが折り重なるように倒れていた。火事で44人が死亡したビル=2001年9月1日午前2時すぎ、東京都新宿区歌舞伎町1丁目 44人が犠牲になった東京・歌舞伎町のビル火災から、今年で25年になる。救助隊員は、炎と煙の先で何を見たのか。 当時、現場に入った救助隊員の証言や、火災を防止する注意義務を怠ったとしてビルの実質的オーナーらの刑事責任を認めた東京地裁判決から、その日何があったのかをたどる。 2001年9月1日午前1時ごろ。金曜日の夜から日付がかわっても、歌舞伎町は、いつもと変わらずネオンに包まれていた。 「ビルから出火、逃げ遅れが多数いる」 119番通報から約10分後…【この記事の続きが読める】有料記事が読み放題のスタンダードコースが初回1カ月無料!詳しくはこちら宅配紙面の購読者なら、ダブルコース半年割がお得です。詳しくはこちら関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ8月31日 (月)情報開示わざと遅らせる投稿生活道路 60→30キロ規制に「ワーホリ」ビザ発給抑制へ8月30日 (日)原油の中東依存 9割から6割に不同意性交事件 把握進む江戸時代の食事、塩分高すぎ8月29日 (土)ネパール土石流 救助活動難航横浜市長が辞職表明中道・立憲・公明の合流断念8月28日 (金)北陸でレベル5大雨特別警報ネパールで大規模な土石流草間彌生さん 97歳で死去トップニューストップページへ「ほとぼり覚めさせる」 総務省幹部がチャットで開示遅延や隠蔽相談5:00独自掛川で部活廃止、完全な地域クラブ化スタート 「空白」避ける工夫も7:00特殊部隊がヘリで突入した「影の船団」 狙われたのは海底ケーブル9:00「いつ死んでもいい」中2のバービーさんを変えた「雷が落ちた」授業9:00スタートダッシュに失敗 裏金批判で「底が抜けた」自民党6:00「夫を返してほしい」新名神6人死亡事故、ながら運転が奪った日常9:00