2026年9月2日 9時00分富田祥広鳥取県立中央病院=2026年9月1日午後0時24分、鳥取市、富田祥広撮影 鳥取県立中央病院(鳥取市)は1日、心筋梗塞(こうそく)で8月に入院した70代の男性患者への処置で、酸素チューブの接続ミスがあったと発表した。男性は脳に重度の後遺症が残り、病院はミスが原因とみられる医療事故と判断。外部の有識者を交えた事故調査委員会を設置し、原因究明と再発防止策の検討を進めるという。 病院によると、男性は8月9日、胸の不快感を訴えて救急外来を受診。心筋梗塞と診断されて入院した。病院は人工呼吸器を装着したが、症状が重くなったため、肺の機能を肩代わりして回復を図る体外式膜型人工肺(エクモ)を導入した。 ミスは11日に起きた。心臓の周りにたまった血液を取り除く処置のため、男性を救急集中治療室から心臓カテーテル室へ移動。その際、エクモを操作する臨床工学技士が、移動時に酸素ボンベに付け替えていたエクモの人工肺につながる酸素チューブを、移動後にエクモ本体に付け戻さないまま酸素ボンベの栓を閉めた。別の医師が気づくまで約20分間、酸素供給が停止した状態だった。 病院の説明では、男性は神奈川県の会社員で、旅行で鳥取県を訪問。現在も意識不明の状態が続いている。臨床工学技士は30代男性で、病院の聞き取りに「付け替えたつもりだった」と話しているという。 千酌浩樹(ちくみひろき)院長は報道陣の取材に、「操作ミスに加え、ダブルチェックのルールがない院内の運用上の問題がある。速やかに事故調査を進め、ご家族に誠心誠意対応していきたい」と話した。【この記事の続きが読める】有料記事が読み放題のスタンダードコースが初回1カ月無料!詳しくはこちら宅配紙面の購読者なら、ダブルコース半年割がお得です。詳しくはこちらこの記事を書いた人富田祥広鳥取総局専門・関心分野国内社会、ルポルタージュ関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ9月2日 (水)長期金利 一時3.000%備蓄米21万トン買い戻しへ秋山豊寛さん死去 84歳9月1日 (火)中道改革連合 事実上の解体へ核のごみ調査 国が申し入れ歌舞伎町ビル火災 25年8月31日 (月)情報開示わざと遅らせる投稿生活道路 60→30キロ規制に「ワーホリ」ビザ発給抑制へ8月30日 (日)原油の中東依存 9割から6割に不同意性交事件 把握進む江戸時代の食事、塩分高すぎトップニューストップページへ米国がイランに再び空爆、トランプ氏「極めて正当」 原油価格は高騰6:23「ロシア空域は事実上閉鎖」ゼレンスキー大統領 航空会社に警告7:10ヤクルト石川投手が引退へ プロ野球最年長選手、24年連続で勝利8:45SK会長、キオクシアと共同生産「選択肢」 日本での工場建設も検討8:00出張中に甲子園観戦、飲酒、パワハラ疑惑の県幹部に戒告、県議会紛糾19:39USJが長年悩む、敷地の手狭さ 「世界3位」の先をめざす一手とは7:00