クラシックBravo!インタビュー 西本龍太朗毎日新聞 2026/8/13 10:00(最終更新 8/13 10:00) 有料記事 2894文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷2026年5月に開催されたエリザベート王妃国際音楽コンクールのチェロ部門で5位となったチェリストの北村陽さん=東京都渋谷区で2026年7月6日、猪飼健史撮影 「スマホが恋しくなるような余裕すらありませんでした」 世界最高峰のコンクールに臨んだチェリスト、北村陽さんが話す。 電子機器を持ち込めない環境に“隔離”された1週間。 そこで待っていたのは難しすぎる新曲と、温かな友情だった。誰の助けも借りず、世界初演 2026年5月、北村さんはベルギーの首都ブリュッセルで開催されたエリザベート王妃国際音楽コンクールに出場し、第5位に入賞した。 「エリザベート」は、ショパン国際ピアノコンクールとチャイコフスキー国際コンクールに並ぶ世界3大コンクールの一つだ。 原則5年に1度の「ショパン」はピアノ部門のみ、原則4年に1度の「チャイコフスキー」が各回ピアノやバイオリンなど複数部門を開催するのに対し、「エリザベート」は毎年1部門を開催する。 チェロ部門は17年に新設され、今回が4年ぶり3回目だった。 「エリザベート」は特に過酷なコンクールと言われている。 ファイナリスト(本選出場者)が本番までの1週間、隔離生活を強いられるためだ。 その間、外部と連絡を取ることが禁じられる。 そして、誰の助けも借りずに「世界初演」となるチェロ協奏曲を仕上げなければならない。ひたすら譜読みの1週間 隔離生活の初日、ファイナリストには新作協奏曲の楽譜とともにデジタル時計が渡された。 電話やパソコンなどの電子機器が持ち込めず、時間を確認するすべがないからだ。 それらを受け取ると「部屋に案内されて、そこからはひたすら譜読み」の生活が始まる。 隔離開始のタイミングは出場者によって異なる。 本選は各日2人、6日間にわたるため、日をずらして「音楽礼拝堂」に籠もることになる。 今回の新曲は中国出身の作曲家、ファン・マンさんが作曲した。 タイトルは中国語で「花信四咏」、英語で「Four Odes to the Tidings of Flowers」という。 定訳がなく、北村さんも「どう訳せばよいですかね」と悩むが、「花便りによせる四つの頌歌(しょうか)」といった意味だろう。 楽譜に「約17~18分」と記されている演奏時間は、実際には22~23分ほどかかる。 タイトルが示すように四つの楽章からなり、それぞれが春夏秋冬のいずれかをテーマにしている。 作曲者によれば「四季が呼び覚ます心象風景を描く」。 北村さんが笑いながら明かした。 「難しすぎて、ただ弾けるようになるまでに…この記事は有料記事です。残り1897文字(全文2894文字)【前の記事】小澤征爾の音が息づく松本に「トゥランガリーラ」が響く夏関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>