毎日新聞 2026/8/10 09:45(最終更新 8/10 09:45) 1032文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷フルーツがトッピングされた白熊を楽しみ、笑顔を広げる観光客=鹿児島市千日町の天文館むじゃきで2026年7月17日、藤野智成撮影写真一覧 暑さが続く中、一服の涼を求めて、九州・山口の観光スポットや地元の味、伝統工芸を訪ねました。注文が増える気温は… 粉雪のようなサクサクとした氷と、色とりどりのフルーツ、さっぱりした自家製ミルクが、南国の強烈な日差しでほてった体を冷やしてくれる。鹿児島の夏の風物詩、かき氷の「白熊」だ。時代を超えて愛され、海外にもファンを広げる。天文館むじゃき写真一覧 白熊の本家と言えば、創業80年を迎えた鹿児島市の「天文館むじゃき」。暑さが本格化した7月中旬、店内で白熊を注文していたのは、沖縄県与那原町から母と訪れた小学6年の比嘉楓さん。「氷がふわふわして、おいしい」と初めての食感を楽しんでいた。「気温が30度を超えると、アイスクリームではしのげなくなるようで、お客さんが増えます」。前田華代(かよ)専務(51)がにぎわう店内を眺めた。Advertisement 白熊の起源は諸説あるというが、むじゃきが販売を始めたのは1949年。天文館の北側の名山堀で、終戦直後の46年に大衆食堂を立ち上げた前田専務の祖父、久保武氏が、夏の閑散期対策で考案した。レーズン、チェリーをトッピングし、上からシロクマに見えることから名付けた。 当時は近くに製氷業者がなく、氷は熊本で買い付け、列車で運んだ。店は繁盛し、天文館へ。商品名は共有され、喫茶店ブームにも乗って広まった。「喫茶店の数だけ、各店自慢の白熊が誕生した」と前田専務は語る。削り立ての氷は「格別」フルーツが盛りだくさんにトッピングされた白熊=鹿児島市千日町の天文館むじゃきで2026年7月17日、藤野智成撮影写真一覧 特製ミルクは秘伝のレシピを受け継ぐ一方、トッピングの果物は戦後復興と共に華やかになった。85年に全国発送を始めて知名度は上昇。コロナ禍は店舗の売り上げが2割にまで落ち込んだが、持ち帰りや発送用の商品を製造する工場が最高益を出して補った。 それでも店内で味わう、削り立ての氷の食感は格別だ。コロナ禍明けは、クルーズ船の寄港の増加で、かき氷になじみの薄い欧米の観光客の来店も増えた。店内メニューは15種類あり、海外でブームの抹茶や宇治金時の味付けが好評だという。 創業100年に向け、「いつ食べても変わらない伝統の味、品質を守っていきたい」と前田専務。海外で、かき氷が「SHIROKUMA」の名で親しまれる日も近いかもしれない。【藤野智成】天文館むじゃき 本店は鹿児島市千日町5の8。電話099・222・6904。市電「天文館通」電停から徒歩3分。午前11時~午後7時営業、不定休。定番「白熊」はレギュラーサイズ950円、ベビーサイズ700円。季節でトッピングが変わる。あわせて読みたいAdvertisement1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>