「差別でない」知事が表明 「差別」指摘された三重県、アンケ公表へ

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2026年8月8日 6時00分有料記事小林裕子 北沢卓也差別解消条例に基づく助言について説明する一見勝之知事=2026年8月7日午後6時21分、津市の県庁、小林裕子撮影 外国籍職員採用の是非を尋ねた三重県による県民アンケートの設問を巡り、諮問機関から「差別に当たる」と指摘された県は7日、「差別には当たらない」とする見解を表明した。一見勝之知事は、回答結果を公表する方針を示した。 諮問機関は、差別解消条例に基づいて設置された大学教授や弁護士らでつくる「県差別解消調整委員会」。調整委は今月3日付で、外国籍の人の採用を継続すべきか尋ねた設問を「差別に当たる」として、一見知事に対し、回答の非公表を求める答申を出した。 設問は、海外には国内外の自国民に情報活動への協力を義務づける国もあるとし、「公務員の守秘義務に抵触する事案が発生することが懸念されています」などとした上で、採用を続けるべきか尋ねる内容だった。 外国籍の住民から今年4月、外国籍の住民は「犯罪予備軍」であるかのような扱いを受けたなどとして、結果の非公表などを求める申し立てがあり、調整委が審議していた。 調整委は、設問が、外国籍職員が守秘義務に抵触する事案を発生させる懸念があるかのように、誘導するような文面だ、と指摘。設問などについて、「限定的な懸念を過度に一般化」しており、法の下の平等を定めた憲法14条に抵触する恐れがあるとともに、差別解消条例が掲げる「国籍を理由とした『不当な区別』だ」とした。 また、調整委は、答申への「付言」として、地方自治法で市町村区域内に住む人はこれを包括する「県の住民とする」としており、今後の県民アンケートについて、外国籍住民も含めて対象とするよう強く要望した。 差別解消条例では、答申を受けた知事は、「差別」をした当事者に助言を含む行政指導をする、と定めている。 一見知事は7日夕、答申に反して、設問は「不当な差別とは言えない」とし、回答結果も「県民の『知る権利』も考慮して公表するものとする」とした「助言」を公表した。助言「国籍要件は35都道府県で実施」 助言では、設問について「外…【この記事の続きが読める】有料記事が読み放題のスタンダードコースが初回1カ月無料!詳しくはこちら宅配紙面の購読者なら、ダブルコース半年割がお得です。詳しくはこちらこの記事を書いた人小林裕子津総局専門・関心分野文化、暮らし、教育北沢卓也名古屋報道センター 論説委員補佐兼務専門・関心分野憲法が関わる社会課題、定住外国人、公共交通関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ8月8日 (土)外国人受け入れ制限 可否検討食料自給率最低 37.11%福岡県「職員守る」条例案8月7日 (金)広島、原爆投下から81年耐震化率 全国平均46.8%レイバン値引き制限の疑い8月6日 (木)食料品の消費税1% 閣議決定日本製紙が会見でおわび夏の甲子園が開幕8月5日 (水)熊本地震 発生から1週間永住許可ガイドライン改定案2026年版の防衛白書公表トップニューストップページへ京大病院で医療事故 脳腫瘍の手術で正常部位摘出、自発呼吸不能に18:07不登校の娘のスマホ使用 「強引に取り上げたら」母は制限を解除した6:00ロシア唯一の反戦政党、選挙排除の危機 「過激派」指定なら活動禁止5:52復興のため「泥酔やめて」熊本県警がXで呼びかけ 災害の対応に影響17:00米7月の就業者数2.3万人減 市場予想を大幅に下回る 円高が進行22:26外国人受け入れ制限、可否の検討が本格始動 政府、年度内に基本方針17:00