毎日新聞 2026/8/11 19:00(最終更新 8/11 19:00) 664文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷沖縄県・石垣島のオオナキオカヤドカリ=末次健司・神戸大教授提供写真一覧 沖縄県・石垣島の森に生息する天然記念物のオカヤドカリが、植物の種子の“運び屋”をしていると、神戸大の末次健司教授(進化生態学)が発表した。オカヤドカリが植物の種子散布者として機能することを示したのは世界で初めてで、森の地表を歩き回る無脊椎(せきつい)動物の生態学的役割に光を当てる成果という。 オカヤドカリが種子を運んでいたことが確認されたのは、寄生植物「リュウキュウツチトリモチ」。普段は地中で暮らして自ら光合成をせず、他の植物の根から栄養をもらって生きる珍しい植物だ。キノコのような姿の花だけを地上に出し、成熟すると長さ約0・3ミリの極小の果実を大量につける。だが、暗く風通しの悪い森の中で、どうやって種子を運んでいるのかは解明されていなかった。Advertisementリュウキュウツチトリモチの果実を食べるオオナキオカヤドカリ。ハサミを使い、果実や肉質の組織を削り取るように食べる様子が観察された=末次健司・神戸大教授提供写真一覧 末次教授は2025~26年、リュウキュウツチトリモチを訪れる動物を観察し、オカヤドカリの一種「オオナキオカヤドカリ」がハサミで小さな果実を削り取るように食べる様子を確認。ハサミや体、背負っている貝殻に果実を付着させており、離れた場所で見つかった個体にも果実が付着していた。さらに、ふんの中からは種子が見つかり、一部は発芽能力を維持していた。 植物の種子散布の主役は風や鳥などと考えられてきた。だが、末次教授は「(暗い森林の地表付近では)地面を移動する生き物を利用した独自の仕組みができていることも考えられる」と説明。オカヤドカリの保全が、植物や森林の生態系の維持にもつながる可能性があると指摘している。 研究成果は11日付の国際学術誌「エコロジー」に掲載された。【藤原理加】あわせて読みたいAdvertisement1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>