熊本地震2日後、女性は車中で息絶えた 寝苦しい夜に何が起きたのか

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現場から2026年8月11日 6時00分有料記事森岡みづほ 宮坂知樹 吉村駿 中嶋周平 寝苦しい夜だった。 熊本県氷川町に住む60代の男性は、車中泊をしようと車内でうとうととしていた。町内で震度7を観測した熊本地震から、2日後の7月30日のことだった。地震で倒壊した民家=2026年7月30日午前10時13分、熊本県氷川町、朝日新聞社ヘリから、水野義則撮影 午後8時時点で、車外の気温は「33度」と表示されていた。 午後9時を過ぎたころ、「コンコン」と窓ガラスをたたく音がする。 車の外には、車で数分のところに住む女性が立っていた。 表情はこわばっていた。 「姉の様子がおかしい。119番通報しているが、留守番電話になってつながらない」と女性は訴えた。 緊急通報なのに、留守番電話になるはずがない。不思議に思った男性が携帯電話を見ると、女性は別の番号に何度も電話をかけていた。「熱くなってしまってる」 男性は代わりに119を押して、女性に携帯を返した。 女性はその後、近くの家に向かった。女性の70代の姉が暮らしていた。亡くなった女性が車中泊をしていた軽乗用車。6日に記者が訪れたところ、自宅の玄関前に止めてあった=2026年8月6日午後0時8分、熊本県氷川町網道、吉村駿撮影 ガレージには、姉がいつも乗っていた青い軽乗用車があった。 車の周りに、近所の人たちが集まっていた。 60代の農家の男性もその一人だった。 女性から「姉と連絡を取れん…【この記事の続きが読める】有料記事が読み放題のスタンダードコースが初回1カ月無料!詳しくはこちら宅配紙面の購読者なら、ダブルコース半年割がお得です。詳しくはこちらこの記事を書いた人森岡みづほ大阪社会部|災害担当専門・関心分野人の暮らし、国際報道、ジェンダー吉村駿西部報道センター専門・関心分野九州、福岡、スポーツ関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ8月11日 (火)鶏肉はしっかり加熱を災害救助法の適用、増加傾向「マルサ」にも時代の波8月10日 (月)熊本地震、子どもの居場所はパチンコ店で車内放置506人大学入試に「男子枠」8月9日 (日)長崎、きょう被爆81年フラット35 年3.29%少年ジャンプ100万部割れ8月8日 (土)外国人受け入れ制限 可否検討食料自給率最低 37.11%福岡県「職員守る」条例案トップニューストップページへ台風15号、東から本州横断か 茨城の野外フェス、11日中止を決定20:09H3ロケット9号機打ち上げ成功 失敗後初めて実用衛星を軌道投入5:04長女が投げ銭1千万円以上、金銭トラブル背景か 千葉の母親殺害容疑21:00コロンビア西部で「過去10年で最大」の地震 死者20人超0:48VIVANT撮影、実はアゼルバイジャン 9日も登場、誘致の狙いは8:40住宅街のプレハブに遺体冷蔵庫 自治体に営業 忍び寄る無縁ビジネス7:00