毎日新聞 2026/8/9 13:15(最終更新 8/9 13:15) 有料記事 1191文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷歌人の松山馨さん=和歌山市で2026年7月22日午前10時53分、鶴谷真撮影 和歌山市の県庁のほど近く。歌人、松山馨さんを自宅に訪ねた。1985年から2018年まで33年にわたって毎日新聞和歌山県版で「毎日紀州歌壇」の選者を務めた。この間、和歌山県歌人クラブの会長などを歴任した。情に流れない、飾らない言葉 その歌風は剛直だ。対象と真っ正面から組み合い、言葉を飾らない。情に流れない。誠実な生活記録の趣である。第3歌集「城のほとり」(1987年刊)、第4歌集「序破急」(98年刊)、第5歌集「動線」(2009年刊)から引いてみる。跪き着くづれ直しやるわれの肩抱くごと姑は倚り立つ子の戦死一生悔みし亡き姑は常世の国に会ひ語りゐむ 姑(しゅうとめ)への献身。来る年は嫁ぎゆく娘の淡々と除夜の鐘半ばを寝むと立ちゆく眠りゐる娘に触るる程頰寄せて吾のみの時を惜しみてゐたり 産み育てた娘へのまなざし。忘れたき月日の中の顔一つ道にすれ違ひつつ最も遠きエスカレーターすれ違ひざまに気づきたれ忽ち逆方向に離れあひたり 苦く、くだくだしい人間関係。深く眠る母は杳き日の夢見るか「お母さん」と声に呼びたり老母に添寝する夜を静かなるみ手伸びわが頭を撫で給ふ 老いゆく母との日常。 日々の暮らしのありさまと心のありかが真っすぐに差し出される。苦楽を問わず風通しがよく、こちらの背を押してくれる。「私も歌を作ろう」学生時代の決心 松山さんは1930年生まれ。和歌山市中心部にあった家業の印刷工場で「我こそは鞍馬天狗(てんぐ)なり!」と跳びはねて遊び、工員たちにかわいがられた。だが…この記事は有料記事です。残り552文字(全文1191文字)あわせて読みたいAdvertisement1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>