深掘り2026年8月13日 6時00分有料記事棚橋咲月 松沢拓樹藤田直哉さんのコメント都内のスーパーに並べられた、白黒パッケージの「かっぱえびせん」=2026年6月1日午後6時2分、東京都内、藤原伸雄撮影 コンビニに入ると、棚に並んだ白黒パッケージの「かっぱえびせん」に思わず目がいった。中東情勢が日常に影を落とす。 物価高で生活は窮屈になった。「でも、もう慣れた」。都内の写真館で働く女性(36)は話す。職場ではフォトレームやアルバムが次々と値上げしている。2月に始まった米国のイラン攻撃で始まった中東危機は、物価高や円安など日本に深刻な影響を与えている。 そのイラン攻撃を巡り、高市早苗政権は一時、自衛隊のホルムズ海峡派遣も検討した。「そんなことになってたんですか。知りませんでした」。女性は驚いた様子を見せた。 朝日新聞が7月中旬に実施した世論調査では、高市内閣の支持率は53%。発足当時からは下降傾向にあるが、歴代内閣と比べると高い水準にある。 女性はどちらかといえば支持だと話す。「初めての女性首相で嫌いじゃない」女性に話を聞いた公園にあるベンチ=2026年8月3日午後3時58分、都内、棚橋咲月撮影 高市政権は防衛力強化も進める。「守る力はいざというときのために強くしたほうがいいと思いますけど……」 4月には、政府が殺傷能力のある武器の輸出の全面解禁を閣議決定した。これも、女性の耳には入っていなかったという。「人を殺すことに加担するかもしれないってことですよね? それは嫌ですね」 戦争をめぐる今の社会の「空気」とは何なのか。まちで出会った人や、デモで街頭に立つ人、戦争体験を語る人らに話を聞き、探る連載です。 高市政権の支持者とはどんな人たちで、混迷を深める世界に何を思うのか。女性とはその街頭取材で出会い、話を聞いた。 日々帰宅後にテレビをつけ、バラエティー番組の後にニュースを見る。「目に入っていない内容も多いかもしれない」と女性は話した。「日本を守るために始めた戦争かと」 幼い頃は親の仕事の都合で全…【この記事の続きが読める】有料記事が読み放題のスタンダードコースが初回1カ月無料!詳しくはこちら宅配紙面の購読者なら、ダブルコース半年割がお得です。詳しくはこちらこの記事を書いた人棚橋咲月東京社会部|平和・憲法・沖縄・拉致専門・関心分野平和、沖縄松沢拓樹東京社会部専門・関心分野事件・事故、交通、道路、商店街関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ8月13日 (木)トヨタ元社長が死去日航ジャンボ機墜落から41年企業倒産が14年ぶり高水準8月12日 (水)イオン再入館「認めた」日航機墜落事故 きょう41年原爆ドーム 世界遺産30年8月11日 (火)鶏肉はしっかり加熱を災害救助法の適用、増加傾向「マルサ」にも時代の波8月10日 (月)熊本地震、子どもの居場所はパチンコ店で車内放置506人大学入試に「男子枠」トップニューストップページへJCB券の「そごう」が「そでう」 偽物の「売り子」横行の背景は5:00「世界の工場」へ突き進んだ改革 故・朱鎔基氏、引退後は揺り戻しも22:10重い手数料、キャッシュレス撤退したラーメン屋 やめられない業界も6:00墜落事故の年に入社、CA出身のJAL社長 「安全文化を作る」約束19:27東京抜いた世界最大4190万人都市圏 膨張のゆがみは繁栄の代償か11:00「一回り上の女性」と結婚、その後は 美輪明宏さんの教訓が今も支え12:00