みんなの高校野球長宗拓弥牧野大輔毎日新聞 2026/8/13 07:00(最終更新 8/13 07:00) 1304文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷【東日本国際大昌平-白樺学園】九回表東日本国際大昌平2死一、二塁、打者・入ケ町隼仁の時、二塁走者・小内壱晟のけん制タッチアウトの判定をめぐり行われたビデオ検証で判定が覆る=阪神甲子園球場で2026年8月8日、渡部直樹撮影 全国高校野球選手権は大会第8日の12日、出場49代表校すべてが初戦を終えた。春夏の甲子園大会で初めて導入されたビデオ検証は25試合で6チームが権利を行使し、うち2度判定が覆った。限られた権利をどこで行使すべきか――。各チームはさまざまな狙いのもと、最適なタイミングを見極めている。2度は確証得られず 今大会でビデオ検証は1試合で複数回、実施されたケースはなく、九回に3度、七回に2度、六回に1度要望された。そのうち2度は確証を得られる映像がないとして判定通りとなった。Advertisement 各チームは序盤から中盤に際どいプレーがあっても、終盤に訪れるであろう勝負どころまで権利を温存する様子がうかがえる。 ビデオ検証は9イニングで両チーム1度ずつ、判定が変わればさらに1度要求できるが、上限は2度と規定されている。1度目が失敗に終われば、延長戦に入るまでは権利を行使できないため、慎重な判断が求められる。「流れが一気に変化」 勝負の行方に大きな影響を与えたのが8日の白樺学園(北北海道)―東日本国際大昌平(福島)の1回戦だ。同点の九回2死一、二塁。二塁へのけん制アウトの判定に対し、東日本国際大昌平の二塁走者がベンチに向かって検証を要求した。結果、セーフに変更された。 ビデオ検証によって初めて判定が覆った事例となり、観客からどよめきが起きる中、直後に決勝打が生まれた。【東日本国際大昌平-白樺学園】九回表東日本国際大昌平2死一、二塁、打者・入ケ町の時、二塁走者・小内のけん制タッチアウトの判定をめぐりビデオ検証が行われて、判定が覆る(野手・金井)=岩本一希撮影 試合後、初出場初勝利を手にした東日本国際大昌平の江井康胤監督はターニングポイントに挙げた。 「(セーフかアウトかは)よくわからなかったが、選手がサインを送ってくれたのでここは勝負だと。あそこでひっくり返ったのは、うちにとってものすごく大きいプレーでした」 一方、白樺学園にとってはダメージが大きかった。 先発し、8回1失点でマウンドを降りた主将の村端勇心投手はベンチから一部始終を見つめた。「アウトと言われたものがセーフになるのはすごく難しいです。流れも一気に変わりました。覆った後の投手の入り方、守備の守り方がすごく大事だと思いました」と悔やんだ。審判へのリスペクト プロ野球では監督が判定の確認を求める「リクエスト」制度が2018年に導入され、おなじみの光景となっている。権利を行使できるのは九回までに2度、延長で1度。判定が覆った場合は、回数が減らないため、積極的に行使することができる。 1度目の重みが異なる甲子園大会では行使するタイミングが悩ましいが、各チームが熟考する理由には別の視点もある。 高校野球の審判は本業でなく、仕事を抱えながら、球児たちの熱戦を支えている。 5日の開幕試合で初戦を突破した仙台育英(宮城)の須江航監督は「やたらめったら、リクエストする必要はないですし、(審判を)リスペクトしていますから」。際どいプレーがあったものの、検証を求めなかった東海大甲府(山梨)の岡田優心捕手(3年)も「審判さんたちが試合を進めてくれているので、そこをリスペクトした上で使っていきたいです。確実じゃないと使うのを避けようと思っています」と語る。 新たなルールがどんなドラマを生むのか後半戦に注目が集まる。【長宗拓弥、牧野大輔】【前の記事】「あのイオンモールも…」 熊本・八代出身の神村学園捕手の決意関連記事【最新記事】あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>