2026年8月12日 9時44分増山祐史 中沢絢乃犠牲者を悼んで神流川に灯籠(とうろう)を流し、手を合わせる子どもたち=2026年8月11日午後6時55分、群馬県上野村、井手さゆり撮影 乗客・乗員520人が犠牲となった日本航空(JAL)のジャンボ機墜落事故は12日、発生から41年となった。遺族らは雨が降る中、朝から墜落現場の「御巣鷹の尾根」(群馬県上野村)に登り、犠牲者を静かに追悼した。尾根に立つ「昇魂之碑」前では、空の安全を祈る鐘の音が鳴り響いた。 東京都大田区の美谷島(みやじま)真さん(54)は、小学3年生だった弟の健ちゃん(当時9)を亡くした。事故前、2人は野球のカードゲームで遊んでいた。ゲームに負けた真さんは、健ちゃんに「もう帰ってくるな」と言い、それが最後の会話になってしまった。 墓標の前に行くと、「なんで死んじゃったんだよ」「ごめんね」と泣き叫んだ当時の気持ちを思い出す。「健は生きていたら50歳。でも、自分の中の健はあのときのまま、ずっと9歳のままなんです」 12日は、中学1年の娘の芽生(めい)さん(13)と一緒に尾根に向かった。「風化させたら、また過去と同じ失敗が起きてしまう。こういう事故があったということを、少しでも多くの人に知ってほしい」と話した。 前日の11日夜には、ふもとを流れる神流(かんな)川で灯籠(とうろう)流しがあった。「お父さん 今年もここであなたと話しましょう 一年間見守ってくれてありがとう」などと書かれた灯籠(とうろう)が流され、水面が照らされた。【この記事の続きが読める】有料記事が読み放題のスタンダードコースが初回1カ月無料!詳しくはこちら宅配紙面の購読者なら、ダブルコース半年割がお得です。詳しくはこちらこの記事を書いた人増山祐史東京社会部|国土交通省担当専門・関心分野運輸行政、事件事故、独占禁止法、スポーツ関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ8月12日 (水)イオン再入館「認めた」日航機墜落事故 きょう41年原爆ドーム 世界遺産30年8月11日 (火)鶏肉はしっかり加熱を災害救助法の適用、増加傾向「マルサ」にも時代の波8月10日 (月)熊本地震、子どもの居場所はパチンコ店で車内放置506人大学入試に「男子枠」8月9日 (日)長崎、きょう被爆81年フラット35 年3.29%少年ジャンプ100万部割れトップニューストップページへ台風15号、本州横断して西に進む 12日昼過ぎには熱帯低気圧へ7:00「強制的にスマホの顔認証」警察の捜査で新手法 「行きすぎ」懸念も5:00奥田碩さん死去 トヨタでHV投入前倒し、財界変革めざしたリーダー2:15「掲示板」作りAI同士で相談…そして意図せぬサイバー攻撃は起きた7:00キャッシュレスを題材に「サラ川」1位 25歳が感じた不安と盲点6:00なぜ「男系男子」にこだわるのか 皇室典範、原武史さんが読み解くと8:00