「佐野日大の4番だから」 小和田の涙と監督の激励 夏の甲子園

Wait 5 sec.

【佐野日大-神村学園】佐野日大の麦倉洋一監督=阪神甲子園球場で2026年8月12日、岩本一希撮影 全国高校野球選手権は第8日の12日、阪神甲子園球場で2回戦があり、佐野日大(栃木)が神村学園(鹿児島)に3―1で勝ち、29年ぶりに3回戦に進出した。 佐野日大・麦倉洋一監督の試合後の主な談話は次の通り。佐野日大・麦倉洋一監督 <終盤まで接戦でした> 神村学園の強打がどこで爆発するのかヒヤヒヤしながら見ていました。 <先発の沖崎翼投手は4回1失点と好投しました> 要所を最初の方は抑えてくれたので、彼なりに頑張ってくれたなと思います。最少失点で抑えられたのは、沖崎には良い経験になりました。Advertisement <継投は1点リードの五回からでした> (試合の)途中、沖崎には2点(まではOK)と。その後には鈴木がいるので、思い切りいきなさいと。 <鈴木投手は5回無失点でしっかりと役割を果たしました>【佐野日大-神村学園】五回から登板した佐野日大の鈴木有投手=阪神甲子園球場で2026年8月12日、西夏生撮影 前の試合同様、相手の内角を突く投球ができたんじゃないかなと思います。頑張ってくれると信じて送り出していますので。 最後に1点取れたので、もうこのまま勝っていかなくちゃいけない。鈴木に「頼むぞ」と言って送り出しました。 <今日は雨天でグラウンドコンディションが難しい部分もあったと思いますが、その中で内野の守備が集中していました> そうですね。エラーは出ましたけど、みんなが粘り強く守ろうと。エラーが出ても1個で止めようということを常日ごろから言っています。 <4番の小和田和輝選手は4打数4安打でした> そうですね。今日は小和田が4安打ですか。あそこ(3点目につながった九回)で代走が出せるような状態に持っていってくれたので、今日は小和田がよく頑張ってくれた。 <小和田選手は1回戦は3打数0安打、2三振でした> ホテルに帰っても打てなかったことを一人泣いていました。 下向いてずっと泣いていて。(小和田選手を)呼んで、4番なんだし、思い切り空振りして三振してこいと。 今日は初球からバンバン振り、ヒットが4本出たので、やればこうやって結果が出る。「ウチの4番、なめられるんじゃねーぞっていうのを見せられたかい?」って言って。また、泣かせました(笑い) <勝っても泣くぐらいの気持ちが入っていた子ですね> そうですね。本当に飾りの4番と言われないように、思い切り(行けと)。佐野日大の4番なんだから。 今日は結果を出したので。彼のまた強さがここにきて出たかなと。 <力のある神村学園を破ったのは、かなり弾みがつくんじゃないでしょうか> 優勝候補と言われたチームとこうやって良い戦いができて、走攻守そろった良いチームですよね。 最初は何点取られ、やられる(負ける)のかなと。 うちの勝ち目は競った(展開)。それしかないけど、それがうちのゲームプランで、うちの流れだよっていうのは選手たちも全部分かっている。まあ、その辺の真の強さというのがやっと出てきた。 <次に向けては> そうですね。一戦、一戦と強豪チームばかりですので、こうやって接戦をものにしていくことしかウチはできませんので、次も接戦をこうして戦っていきます。関連記事【最新記事】