八代市庁舎の免震構造が損傷 建て替えたばかり、工事では汚職事件も

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現場から2026年7月29日 19時30分有料記事今村建二小野泰輔・八代市長が自身のスマホに収めた、損傷した市庁舎の免震部分の画像 震度6強を観測した熊本県八代市の小野泰輔市長は29日、地震の影響で市役所庁舎の免震構造部分が一部損傷し、立ち入りを制限していると明らかにした。 市の庁舎は2016年の熊本地震で被災し、震度7にも耐えられる災害に強い庁舎として22年に建て替えたばかり。建て替え工事をめぐっては汚職事件も起きており、SNSには、汚職の影響や施工不良の可能性を指摘する声もあがっている。 小野市長によると損傷したのは地下1階の免震構造部分。揺れや衝撃を分散するバネに大きなずれが生じているという。 市は、安全性が確実ではないとして、災害対策本部と1・2階の住民手続きに必要な部署のメンバー数十人に入庁を限定している。 28日は避難先を求める市民を応急的に1階会議室に限って受け入れたが、「できれば正式な避難所を利用してもらいたい」と話している。 小野市長は「10年前に2度の震度7を経験している私たちからすれば、もう一度大きな揺れがきた時に耐えられるのか、専門家に検証してもらう必要がある」と話す。 その上で「本庁舎の機能を移転するオプションも検討する必要がある」と述べ、10年前の熊本地震の際も本庁舎機能を移した鏡支所を候補に挙げた。 現庁舎は地上7階、地下1階。16年の熊本地震で被災したため建て替え、震度7程度の揺れにも耐えられる免震構造とし、延べ床面積は約2万7千平方メートル。 総事業費は約171億円で、地震後に市が試算した当初額の112億円から大幅に膨らんでいた。 一方、市議が工費を増額するよう市側に働きかけ、その見返りに業者から6千万円の賄賂を受け取った罪などで今年起訴されるなど、汚職事件の舞台となった。 小野市長は「今は目の前の対応が最優先。(汚職との関連は)何とも言えない。今の免震機能があったから被害がこの程度で収まったかもしれないし、そうでないかもしれない」と話した。 緊急の検証は、施工した前田…この記事を書いた人今村建二水俣支局長|水俣病・環境担当専門・関心分野地方政治、環境関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ7月29日 (水)熊本で震度7高木美帆さんに国民栄誉賞小学生の歯並び、習慣にカギ7月28日 (火)作家の東野圭吾さん死去 68歳食料品の消費税1% 方針固める「声の権利」保護 報告書案に7月27日 (月)飛鳥・藤原の宮都 世界遺産にW杯の投稿、誹謗中傷700万件子どもの夏かぜ、今年も流行7月26日 (日)やまゆり園事件から10年寝る前のスマホ 睡眠短い傾向夏山での遭難、過去最多トップニューストップページへ熊本地震の活断層か地表にくっきり 新幹線も断層上で停車、現地ルポ18:00「真っ暗で煙吸った」 崩落のイオンモール、途絶えた彼女のLINE16:00防災拠点だったイオンモール熊本で爆発事故 協定結ぶ自治体は困惑19:158万戸が断水、ずれ落ちた高速も インフラへの影響、一夜明けてなお19:03消費税1%に与野党合意できず、首相「方針を早急に検討」 国民会議18:51長期金利、高市政権でなぜ上がる? 金利を2つに分解、見えたリスク17:34娘は生前「将来の自分に会いたい」と言った 希少がん医療、日米の差5:00