毎日新聞 2026/8/2 07:00(最終更新 8/2 07:00) 595文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷酷暑に耐えかね、井戸水をバケツに入れて風呂代わりにする坂田道雄さん。「やらなきゃいけないことはたくさんあるけど、一回水浴びでもしたいとやってみた。頭がスッとした」=熊本県氷川町で2026年7月30日午後3時31分、滝川大貴撮影写真一覧 照りつける日差しでかいた玉のような汗と復旧作業の汚れが、冷たい井戸水で溶け出すように落ちた。 熊本地震で震度7の揺れが襲った熊本県氷川町の農業、坂田道雄さん(74)は、体がすっぽり収まる巨大なバケツに井戸水を注ぎ、つかの間の入浴を楽しんだ。 疲れ切っていた。 地震が発生した28日の夕方、地震で家中の家具が倒れ、農具が入った小屋も半壊。電気や水も止まり、初日は妻と車中泊で乗り切るも、翌日は娘の家を頼った。余震も続く中、眠れない夜が続いていた。Advertisement ゆっくりと休むこともできない。めちゃくちゃになった家の中の整理に加え、育てたイチゴの苗の多くが倒れてしまっていた。放置すれば、すぐにしおれてしまう。日中は家の前や畑で過ごした。地震で家具などが倒れ、住めなくなった坂田さんの自宅=熊本県氷川町で2026年7月30日午後4時4分、滝川大貴撮影写真一覧 県内で最高気温35度を記録した30日、疲れた体にむち打ちながら作業を続けた。「これからどうしよう」。先行きを考えると精神的にも参ってくる。そんな中、ふと思いついたのが行水だった。 悩みをひとまず脇に置き、イチゴの水やりなどに使う井戸水をバケツにためた。水は思ったより冷たい。それでも、思い切ってドボンと入った。 「今は、何もかもごちゃごちゃ。冷たい水で頭の中までスッとした」 ふと横を見れば、がれきや倒れたスクーターが目に入る。家や畑を考えれば、不安な日々が続く。 それでも、坂田さんは「少しずつ前に進むしかない」と語る。少し冷えた頭で青空を見上げた。【滝川大貴】関連記事【最新記事】あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>