現場から2026年7月30日 8時00分有料記事宮田富士男ハンセン病創作劇「そのひとの名前」で主人公が断種手術を強いられる場面=2026年6月20日午後3時35分、鹿児島県鹿屋市、宮田富士男撮影 国がハンセン病患者を強制隔離する根拠としたらい予防法。廃止から30年、国家賠償訴訟で違憲判決が出て25年となる今年、この問題に正面から取り組んだ創作劇が注目されている。あまたの「人生被害」と尊厳回復の闘いを演じているのは高校生たち。全国高校総合文化祭(秋田県)で7月31日に上演される。 鹿児島県立伊集院高校演劇部の創作劇「そのひとの名前」は国賠訴訟の場面で始まる。弁護士が主人公に問う。 「本人調書、原告山田島男。これは本名ですか」 「いいえ」 「なぜ本名を名乗らないのですか」 「姉と妹に迷惑が」 奄美大島に住む主人公は中学生だった1950年ごろにハンセン病を発症。強制収容を免れようと山中に潜むが密告により捕らえられて51年、本土の療養所に収容される。戦後に普及した特効薬で治癒した後も退所できず、入所者と結婚する際には子どもができなくなる断種手術を強いられる。国の隔離政策は、「幸福追求権」を尊重するとした憲法13条に違反していると社会へ訴え続ける。96年にらい予防法が廃止されたが、国がその責任を認めようとしなかったことから国賠訴訟を起こして勝訴するといった内容だ。 台本を書いた演劇部顧問の上田美和教諭(54)は、高校演劇に関わって約30年。総文祭出場は今回で4回目。屋久杉の保全活動や出所者を雇用する飲食チェーンなど社会性の濃いテーマで台本を書き、過去3回とも創作脚本賞に輝いた。「食らいついていけるのでは…」 国語教諭になって初めて赴任…この記事を書いた人宮田富士男鹿児島総局|行政、川内原発、水俣病専門・関心分野人権関連トピック・ジャンルこんな特集も教育情報(PR)注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ7月30日 (木)爆発事故でイオンが会見最低賃金 1176円で決着体育館 クーラー設置率22.7%7月29日 (水)熊本で震度7高木美帆さんに国民栄誉賞小学生の歯並び、習慣にカギ7月28日 (火)作家の東野圭吾さん死去 68歳食料品の消費税1% 方針固める「声の権利」保護 報告書案に7月27日 (月)飛鳥・藤原の宮都 世界遺産にW杯の投稿、誹謗中傷700万件子どもの夏かぜ、今年も流行トップニューストップページへイオンモール爆発事故、死者は5人に 新たに2人死亡確認 熊本地震23:16熊本地震で「シリコンアイランド」に打撃 半導体工場再開めど立たず19:20焼き肉行ける? 経済効果は期待値低めか 首相が消費税1%指示へ5:00トランプ氏「今度は我々の番」反撃を示唆 エジプトではタンカー火災7:16災害時のフェイク画像どう見抜く 文字化けは?大きさは?まず疑って6:30「国会を1日開くと3億円」は根拠あやふや 批判合戦のツールの数字5:00