リンクサイド:りくりゅう、苦労したのは「オーダー」 アイスショーのリハ公開

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「THE DESTINY」のリハーサルで演技する三浦璃来さん(手前)と木原龍一さん=東京辰巳アイスアリーナで2026年7月30日、猪飼健史撮影 フィギュアスケート・ペアで日本勢初のオリンピック金メダリスト、「りくりゅう」こと三浦璃来さん、木原龍一さん組がプロデュースするアイスショー「THE DESTINY(ザ・ディスティニー)」(31日~8月2日)のリハーサルが30日、会場の東京辰巳アイスアリーナで公開された。 リハーサル後に報道陣の取材に応じた2人の主なやり取りは次の通り。【倉沢仁志】 <今回のアイスショーを開催する経緯やコンセプトについて> 三浦さん このアイスショーはペアとアイスダンスの魅力をたくさんの方に伝えたいと思って作らせていただきました。Advertisement 普段のアイスショーとは違って、リンクのサイズが競技用のサイズであったり、照明を少し明るくしたりと、カップル競技だからこそ、スピード感とか迫力を大きなリンクで試合同様、皆様に感じてほしいと思い、このような形になりました。 木原さん アイスショーのお話をいただいて、自分たちがカップル系のペア、アイスダンスの素晴らしさを、もっともっとスケートを知らない皆様にもお届けしたいという思いから、このアイスショーをプロデュースさせていただきました。 2人でたくさんのことにこだわって、無理をたくさんの方々に聞いていただいて、感謝しかないです。 特に一番こだわったのがリンクサイズ。普通のアイスショーですと、やはり試合用とは違う一回り小さなリンクでショーをさせていただくことが多いんですけれども、カップル系の素晴らしさや迫力を感じていただきたかったので。 今回、競技用と同じサイズに一番こだわらせていただきました。 <どういったスケートを届けたいですか> 三浦さん やっぱり迫力がすごいので。会場に来られる方にも、動画などでご覧になる方にも、みんなが楽しんで滑っている様子を見てほしいと思います。「THE DESTINY」のリハーサルで演技する三浦璃来さん(左)と木原龍一さん(右)=東京辰巳アイスアリーナで2026年7月30日、猪飼健史撮影 あとはもうたくさんのペアとアイスダンスの魅力が伝わればと思っております。 木原さん リハーサルから自分たちもこのショーが特別なものになるのではないかという思いでいっぱいで。 スケーター全員がそういった思いを持ってくださっていると思いますので、ぜひペアやアイスダンスの素晴らしさを感じていただきたいなと思います。 僕たちも3日間が楽しみです。最高に楽しんでいきたいと思います。 <プロデュースをするに当たり2人が今回、大変だったことは> 木原さん やっぱりオーダー(滑走順)ですね。例えばここに入ってしまうと、(次の演目用に)早着替えがあまりにも大変だよねとか。 何回もミーティングさせていただいて、とにかくアイスショーで、けがのないように、無理のないように、最後に楽しんでいただけるように。このアイスショーに出て、また来たいなって思っていただけるような、そういったショーにしたいと常に話してきたので。 何回も付箋に書いては名前を変えて貼り付けて、ここはどうだろうっていうのを何回もやってきました。 <第1部の最後に思い出のプログラムとして2人は2022~23年シーズンのショートプログラム(SP)曲「You’ll Never Walk Alone」を滑りましたが、その理由を教えてください> 三浦さん やっぱり最初にワールドチャンピオンになった時のプログラムっていうのもありますし。 「ザ・ディスティニー」のロゴの色も青と金で、このときの演目の衣装からきているので。 すごく思い入れのあるプログラムだったので、今回はそちらになりました。 木原さん もちろん思い入れのあるプログラムはたくさんあるんですけど、その中でも、「You’ll Never Walk Alone」は自分たちにとって初めて世界チャンピオンになった時のプログラムだったので。 本当は昨季の五輪シーズンでこれに戻すか、というアイデアも出ていたので、もう一度、何か皆様の前で「You’ll Never Walk Alone」ができたらいいなという思いを持っていて、今回滑らせていただくことになりました。 <久々に滑って思い出すことはありましたか> 木原さん (披露するのは)競技用のステップなので、滑っていた当時に、このループのエッジがとんでいる(ステップでレベルをとるための要素が抜けている)から気を付けなさい、ということを先生によく注意されていたなって思い出しましたし。「THE DESTINY」のリハーサルで演技する三浦璃来さん(手前)と木原龍一さん=東京辰巳アイスアリーナで2026年7月30日、猪飼健史撮影 クラスター(ターンの組み合わせ)の最後の出口でアウトサイドにしっかり(体重が)乗らないと、そこでレベル落とすよ、というのは常に言われてきたので。 滑りながら思い出して、懐かしいなっていう思いはありました。 三浦さん 私はやっぱり世界選手権のSPがすごく残っていて。懐かしいなっていう気持ちになりました。 オリンピックが終わって、またこの曲で滑らせていただけること、そういう機会をくださったことに、本当に感謝しています。