現場から2026年8月2日 21時50分厳しい暑さに見舞われた被災地の路上に「逃げ水」が見られた。多くの人が倒壊した自宅や倉庫などの片付けに追われ、親戚や友人らと大粒の汗をかきながら作業にあたっていた=2026年8月2日午後1時39分、熊本県氷川町、西岡臣撮影 7月28日夕に最大震度7を観測した熊本地震で、熊本県は8月2日、災害関連死の疑いがある死者が初めて確認されたと発表した。避難中の車で発見された70代女性が亡くなり、熱中症の疑いがある。死者はこの女性や地震との関係を調べている2人を含め、計38人に。被災地は連日、危険な暑さが続き、3日は酷暑日となる恐れがある。 県や消防によると、女性は7月30日、氷川町の自宅で軽乗用車の中で見つかった。ガソリンが切れ、クーラーは止まった状態だったという。 熊本地震の死者は前日より2人増えた。関連死の疑いがある女性と、7月31日にイオンモール宇城(宇城市)で倒壊した壁の下敷きになって発見された80代の男性とみられる。 県は2日、家族の同意が得られたとして、死者の名前を初めて公表した。甲佐町のチャン・ヴァン・ソンさん(24)で、死因は頭部外傷。国籍や死亡の状況などは発表していない。 2日午後2時時点の県のまとめによると、避難者は206カ所に8556人。判明した住家被害は4042棟で、うち全壊は181棟。八代市や宇城市などの計4万6700戸で断水が続いた。 気象庁によると、熊本市では2日、観測史上もっとも暑い38.9度を観測。被害が大きい宇城市で37.5度、八代市で36.8度など各地で猛暑日に。3日の熊本市の最高気温は県内で達したことがない40度と予想され、初の酷暑日になる恐れがある。環境省と気象庁は熱中症警戒アラートを出し、こまめな休憩、水分や塩分の補給を呼びかけている。木村敬知事は2日の災害対策本部会議で「状況がかなうのであれば、クーラーのきいた避難所に避難していただくこともご検討いただきたい」と呼びかけた。 県は2日、ホテルや旅館などへの2次避難の受け付けを3日から開始すると発表した。対象は、宇土市、宇城市、八代市、氷川町の希望するすべての被災者。県は3日午後から、応急仮設住宅(宇城市50戸、氷川町20戸)の建設に着手する。宇城市は3カ所、氷川町は1カ所に建設予定。氷川町は9月上旬、宇城市は9月下旬に入居が可能になる見込みという。関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ8月2日 (日)高額療養費、負担上限引き上げ猛暑の熊本被災地 断水続くW杯の子会社設立案撤回8月1日 (土)政府・日本銀行が為替介入サッカーW杯をボイコットへ辺野古事故 安全管理に「不備」7月31日 (金)食料品の消費税1%へ避難所の環境、改善されず韓国W杯敗退で国会聴聞会7月30日 (木)爆発事故でイオンが会見最低賃金 1176円で決着体育館 クーラー設置率22.7%トップニューストップページへ高市首相、3日に熊本へ 震度7の被災地を視察 避難所の訪問も19:59前市長急死の茨城・下妻市長に元職の菊池氏 2期8年の実績を強調20:58日米両政府が協調介入 円買いは28年ぶり 円安是正で連携21:54川口春奈さんと板倉滉さんが結婚を発表 「笑顔の絶えない家庭を」20:00AIに意識は宿る? 脳科学とデジタル技術が開く「不老不死」の扉17:00「まじめで紳士」焼け野原で出会った留学生ら 背景に日本の占領政策9:00