あの日の記憶・毎日新聞所蔵写真から:軍都の産業振興拠点から平和の象徴へ 原爆ドーム、1世紀の変遷

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あの日の記憶・毎日新聞所蔵写真から毎日新聞 2026/8/1 16:00(最終更新 8/1 16:00) English version 1224文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷原爆ドームを永久保存するための工事を終え、完成式に集まった市民ら=広島市で1967年8月5日、島秀一撮影写真一覧 1996年の世界遺産登録から今年で30年になる原爆ドーム(広島市)。それをさかのぼること30年前の66年、広島市議会が保存を要望する決議をし、核兵器の惨禍を後世に伝える「負の遺産」として残される道筋がつくられた。毎日新聞の所蔵写真に捉えられた姿は、「廣島」と記された軍都の産業振興を図る拠点だった時代から、平和のメッセージを世界に発信する「ヒロシマ」の象徴となった1世紀余りの変遷を伝えている。ドーム型屋根の近代洋風建築広島県立商品陳列所だった当時の絵はがき。元安橋から上流に向かって写す。奥に架かる相生橋の形状から、1932年以前の撮影とみられる写真一覧 原爆ドームは1915(大正4)年に広島県物産陳列館として完成した。21(同10)年に県立商品陳列所、33(昭和8)年に県産業奨励館に改称された。設計はチェコ人建築家のヤン・レツルで、川べりにある印象的なドーム型屋根の近代洋風建築は、広島のランドマークだった。Advertisement 物産陳列館で19(大正8)年、第一次世界大戦に参戦した日本の捕虜となり、広島湾の似島にあった収容所にいたドイツ人による製品の展覧会が開かれた。評判になった洋菓子のバウムクーヘンを焼いたカール・ユーハイムが後に神戸で創業した逸話がある。 美術品の展覧会も頻繁に開かれた。軍国主義が加速する時代には、国民の戦意高揚を図るため「聖戦画」と呼ばれる戦争記録画の展示もあった。強烈な爆風でも外壁と鉄骨は残った 45年8月6日午前8時15分、米軍が投下した原爆の爆心地から南東160メートルの至近距離にあった建物は崩壊・全焼した。真上からの強烈な爆風に屋根が抜け落ちたが、分厚い外壁とドーム型屋根の鉄骨は残った。被爆1カ月後に撮影された広島県産業奨励館(現在の原爆ドーム)。相生橋上から南側を撮影(3枚の写真をパノラマ合成・爆心地から300メートル)。右手には現在、平和記念公園がある=1945年9月11日前後、新見達郎撮影写真一覧 3日後の8月9日、毎日新聞大阪本社の取材記者が広島に入った。焼け野原の市街地を撮った1枚の右隅に、影絵のように原爆ドームが写っている。被爆1カ月後の45年9月には別の記者が、がれきに覆われた街に立つ姿を撮影し、紙面に掲載された。 戦後に復興が進む広島のまちなかに残された廃虚は、いつしか「原爆ドーム」と呼ばれるようになった。平和記念公園を設計した建築家の丹下健三は、原爆資料館と原爆慰霊碑、原爆ドームを直線上に配し「平和の軸線」とした。一方で市民の間には、つらい記憶を呼び起こす建物の解体を求める声が根強かった。子どもたちが保存呼びかけ 存廃論議が続く中、広島の子どもたちでつくる「広島折鶴の会」が保存を求める呼びかけは、世論を動かした。66年7月に広島市議会は全会一致で原爆ドームの保存を決議した。 広島市は67年に最初の保存工事を実施し、亀裂に合成樹脂を注入して接着し、内部を鉄骨補強するなどした。2021年までに5回の工事を実施し、破壊された状況のまま保存するという難題に挑んでいる。原爆投下から80年を迎えた平和記念公園。手前が原爆ドーム、正面が広島平和記念資料館(原爆資料館)=広島市中区で2025年8月6日午前9時4分、佐藤賢二郎撮影写真一覧 96年12月に国連教育科学文化機関(ユネスコ)は、原爆ドームを世界文化遺産に登録した。広島を訪れ、原爆慰霊碑に献花する世界の要人や観光客らの視線の先には原爆ドームがある。核兵器を廃絶できず戦火のやまない世界に向けて、原爆ドームは警鐘を発信している。【宇城昇】あわせて読みたいAdvertisement1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>