毎日新聞 2026/8/1 10:14(最終更新 8/1 10:30) 1045文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷「陳舜臣アジア文藝館」の所蔵資料を引き取ることになった神戸国際大=神戸市東灘区で2026年7月7日午後1時50分、桜井由紀治撮影 中国歴史小説の第一人者で直木賞作家の陳舜臣(ちん・しゅんしん)さん(故人)の資料や生原稿数千点が、8月末で閉館する「陳舜臣アジア文藝(げい)館」(神戸市中央区)から、神戸国際大(同市東灘区)に移されることが決まった。大学は学生の中国歴史研究や留学生の交流に活用し、一般市民にも公開する方針という。【桜井由紀治】生原稿など数千点 散逸回避 同館は「アジアの若者たちが国籍を越えて集い、交流する場にしてほしい」という陳さんの意向で2014年5月に開館した。だが、客足は思うように伸びず、数年前から休館状態となっていた。12年間、神戸港近くのビル3階フロアを貸していたオーナー会社から退去を求められ、長男で館長を務めた立人(りーれん)さん(74)が閉館を決意。所蔵資料の散逸が懸念された。Advertisement毛丹青・神戸国際大経済学部教授=神戸市東灘区で2026年6月26日午後2時33分、桜井由紀治撮影 このことを毎日新聞は5月20日に報道。記事を読んだ毛丹青・同大経済学部教授(日本文化論)が「資料を大学で引き取り、学生や留学生らの教育に生かしたい」と立人さんに申し出て、移転がまとまった。 資料は、シルクロードの紀行文「敦煌の旅」や「中国の歴史」の直筆原稿のほか、小説「阿片(あへん)戦争」のメモなど陳さんの創作の過程が垣間見えるものもある。著作初版本や小説執筆の際に集めた中国史文献も膨大なものだ。「アジアの若者集う場に」遺志継ぐ 「小説十八史略」「太平天国」など代表作の多くは中国語に翻訳されている。人工島・六甲アイランドにある同大のキャンパスでは中国人留学生約170人も学んでおり、日本の学生との交流にも役立つと期待される。 毛教授は北京大で日本語を学び、1987年に来日。在日中国人の目で見た日本の伝統や文化を中国に伝えてきた。陳さんとも生前、何度か会い、民族間の誤解を創作によって解いてきた精神に触れ、感銘を受けたという。 「日中関係が対立している今こそ、言葉によって日中の相互理解を図った陳さんに学ぶ必要がある。『アジアの若者が集う場に』という陳先生の遺志を継いでいきたい」と毛教授は訴える。 同大によると資料受け入れは学内理事会で承認されており、まず、保管場所を提供。目録を作成後に立人さんから寄贈を受ける。資料の公開方法は今後検討するが、一部は9月にも図書館で展示する方針で、陳さんの功績を振り返るシンポジウムも企画する。 立人さんは「資料が散逸する恐れがなくなってほっとしている。父が愛した神戸の地で学生らの学びに生かしてもらえたら、父の生きた証しもよみがえる」と話している。あわせて読みたいAdvertisement1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>