介護専門誌の草分け、読者激減で大幅刷新 三好春樹さんの会報で創刊

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深掘り2026年8月1日 8時00分有料記事上田学「七七舎」を設立した北川郁子さん(右)と川上京さん。会社名は2人の年齢を足して77だったことが由来という=2026年6月8日、東京都豊島区西池袋5丁目、上田学撮影 「オムツ外し学会」の立ち上げで知られる理学療法士の三好春樹さんが介護現場で働く人たち向けの会報としてスタートし、愛読されてきた専門誌「Bricolage(ブリコラージュ)」が苦境にある。読者が激減したのをきっかけに今春、大幅にリニューアルし生き残りをかける。 1989年に創刊したブリコは、介護に関する雑誌がほとんど無かった当時、介護職同士が情報交換したり、経験や悩みを共有したりする場として購読者数を増やした。94年に社会福祉士の北川郁子さん(65)と看護師の川上京さん(75)が出版社「七七舎(ななしゃ)」(東京都豊島区)を設立し、月刊誌に。一般の書店では原則取り扱っていないにもかかわらず、ピーク時の2000年ごろには5千部を発行していた。だが、インターネットの普及で、介護のやり方がSNSに投稿されたり、動画配信されたりすることが多くなり、若い層を中心とする購読者数が減少した。15年からは隔月誌となり、足もとの発行部数は800部にまで落ち込んだ。 創刊から「生活リハビリ」と呼ばれるケアの手法を紹介してきた。食事や入浴、排泄(はいせつ)、散歩など普通に暮らすことがリハビリになるという考え方で、介護関係者の価値観を変える役割も果たしてきた。おむつに頼らない介護の手法を積極的に取り上げ、全国の介護施設に影響を与えた。認知症の人に対する接し方でも、その行動には生活上の理由や背景があるという視点を広めた。 ホームヘルパーの労働環境が劣悪なのは国の責任だと当事者が訴えた裁判の取材リポートを特集するなど、介護業界の構造的な問題にも切り込んできた。季刊誌として再出発、取材対象広げる 今年からは季刊誌として再出…この記事を書いた人上田学ネットワーク報道本部|首都圏ニュースセンター専門・関心分野都市再開発、まちづくり、消費者問題、教育、福祉・介護関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ8月1日 (土)政府・日本銀行が為替介入サッカーW杯をボイコットへ辺野古事故 安全管理に「不備」7月31日 (金)食料品の消費税1%へ避難所の環境、改善されず韓国W杯敗退で国会聴聞会7月30日 (木)爆発事故でイオンが会見最低賃金 1176円で決着体育館 クーラー設置率22.7%7月29日 (水)熊本で震度7高木美帆さんに国民栄誉賞小学生の歯並び、習慣にカギトップニューストップページへつながらない母の電話、倒壊した実家から着信音 「もっと近くに…」5:00米財務省が為替介入の可能性を通知か 円一時急騰、荒い値動き続く1:11高額療養費、負担上限が8月から最大7%増 来夏には最大38%増6:00くら寿司、めざすは「全米300店」 トランプ大統領が株主でも話題7:00沖縄の「痛み」を知っていた二人の宰相 摩文仁の丘で亡き人を思う7:00W杯で「ネトフリショック」の可能性も 収益重視のFIFA子会社案6:00