Windows 11セキュアブート証明書が届かなくても大丈夫?Microsoftが慌てなくて良い理由を説明

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Microsoftは現在、Windows PC向けのセキュアブート証明書の更新作業を進めています。6月末に旧証明書の有効期限が切れたことで不安を覚えている方もいるかもしれませんが、7月14日に公開された月例更新プログラムのドキュメントでも「Secure Boot 2023証明書をまだ受け取っていないPCも通常どおり起動し、今後のアップデートで順次配信される」と明確に強調しています。Secure Boot certificates used by most Windows devices were set to expire starting in June 2026. Microsoft has been updating these certificates on PCs and non-managed business devices for the past months. Devices that haven’t received the newer certificates will continue to start, and standard Windows updates will continue to install. We will continue to install the newer certificates via Windows updates in the coming months.ほとんどのWindowsデバイスで使用されているセキュアブート証明書は、2026年6月以降に順次有効期限を迎える設定になっていました。マイクロソフトはここ数か月にわたり、PCおよび管理対象外の法人向けデバイスでこれらの証明書の更新を進めてきました。新しい証明書が適用されていないデバイスも引き続き起動し、通常のWindows Updateも引き続きインストールされます。今後数か月間、Windows Updateを通じて新しい証明書の配信を継続してまいります。セキュアブート証明書更新の背景セキュアブートは、Windows起動前に読み込まれるソフトウェアの署名を検証する仕組みで、ブートキットやルートキットのような高度な攻撃を防ぐための重要な基盤です。しかし、長年使われてきた2011年発行の証明書は、2026年に段階的に有効期限の終了を迎えました。古い証明書のままでは、Microsoftが提供する「DBX(危険なブートローダーのブラックリスト)」の更新を受け取れなくなり、BlackLotusのような攻撃への対策が不十分となります。このためMicrosoftは2024年から新しい「Secure Boot 2023証明書」を段階的に展開しており、6月の期限前に多くのPCが自動的に新証明書へ移行しました。まだ証明書が届いていないPCはどうなる?MicrosoftはKB5101650の「お知らせ」欄で次のように説明しています。新しい証明書をまだ受け取っていない PC も 通常どおり起動するWindows Update は継続して受け取れる証明書は 今後数か月かけて順次配信される現段階で更新されていない場合でも慌てる必要はないということになります。自分のPCのセキュアブートの状態は、Windowsセキュリティの「デバイスセキュリテイ > セキュアブート」から確認できます。緑:証明書はすでに更新済み黄:互換性データ収集中赤:BIOS の更新が必要表示なし: セキュアブートが無効、Legacy BIOS モード、または非対応構成Microsoftは、特定のデバイスとファームウェアの組み合わせで問題が発生することを確認し、該当機種では意図的に配信を停止しています。また、OEM各社はセキュアブート移行ガイドを公開しており、古い機種(例: 2018年以前の商用HP、サービス終了済みDellなど)は証明書更新の対象外となっています。Windows 10はサポート終了済みですが、ESUに加入しているPCの場合、Windows 11 と同じ Secure Boot 2023 証明書が配信されます。一般ユーザーが取るべき行動ほとんどのユーザーは何もする必要がありません。Windowsセキュリティでセキュアブートの状態を確認し、赤ステータスでBIOS更新が必要な場合にのみ対応すれば十分です。その他は Windows Updateに任せておけば、今後数か月のうちに証明書が自動的に適用されるはずです。