私のライフシフト毎日新聞 2026/7/30 11:00(最終更新 7/30 11:00) 有料記事 3642文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷子どもたちの前でギターを披露する進藤昭人さん=本人提供 「先生おはよ みなさんおはよ♪」 保育園から、子どもたちの歌声が聞こえてくる。ギターで伴奏するのは、保育士の進藤昭人さん(65)=千葉県=だ。 進藤さんは、テレビ制作会社を定年退職した後、保育士に転身した。 合格率20%前後の試験を突破して、60歳で新人保育士としてスタートを切った。 TBSの情報番組「サンデーモーニング」のディレクターも務めたが、子どもと関わったことはほとんどなかった。 そんな進藤さんが、第二の人生に保育現場を選んだ理由とは。<主な内容> ・「似ていた」テレビ制作と保育の現場 ・保育士の仕事は「神々しかった」 ・きっかけはハリウッド映画 ・ビビッときた保育士の道 ・「血が騒いだ」実技試験 ・シニア保育士デビュー ・人生は二毛作「似ていた」テレビ制作と保育の現場 「しんどうせんせい!」 そう口々に言って、子どもたちが駆け寄ってくる。お絵かきをしたり、得意のギターを弾きながら一緒に歌ったりして過ごすと、1日はあっという間だ。 心がけているのは、きりきりせず、いつも子ども目線でいること。 進藤さんは担任保育士の補助に入ることが多く、手が回らないところや、全体の流れから少し遅れた子どものサポートに回る。 保育現場は「チームプレー」だ。 1人の先生が子どもたちと工作をしている間に、別のスタッフが先読みし、昼ご飯の準備を終わらせる、といったことがよくある。 そんな様子は、かつてのテレビの現場とも重なるという。 「VTRの編集作業を進めていると、知らない間にセットが組み上がって、照明やカメラも設置されて、スタジオができあがっている。みんなで一つのものを作っていく感じが、よく似ています」メリハリあったディレクター時代 大学卒業後にテレビ制作の会社に入り、定年まで勤め上げた。 情報番組の担当が長く、50代では、関口宏さんが司会を務めていた「サンデーモーニング」でディレクターを8年ほど務めた。 他のディレクターと手分けして、取り上げるニュースを選び、取材をして、土曜の深夜から日曜朝にかけてVTRの編集作業に入る。 「ニュースはめまぐるしく動くので、入れ替えたりしながらVTRを作ります。場合によっては、放送が始まっても編集しているなんてこともありました」 生放送が問題なく終わると、翌日、翌々日は休みだった。 「いつも『やった!』という感じがありました。忙しかったけど、メリハリがあって仕事が楽しかったですね」保育士の仕事は「神々しかった」 サンデーモーニングを卒業後は、情報番組の傍ら、大学の教育用DVDの編集にも携わった。 ある時、発達心理学を学ぶ学生用のDVDの撮影で、初めて保育園を訪れた。 対象は、1、2歳ぐらいの子どもたち。急に足にしがみついてくる子もいて、「かわいいな、懐かれやすいのかな」とうれしくなった。 撮影が進むにつれ、子どもたち以上に、保育士の存在に目が留まるようになった。 「年齢の違う子どもたちを、うまくリードして、包み込んでいた。神々しい、崇高な仕事だなと思いました」 でもその時は近い将来、自分が保育士になるとは夢にも思っていなかった。きっかけはハリウッド映画 定年後について考え始めたのは、50代後半に差し掛かってからだ。 きっかけは、あるハリウッド映画だった。 「マイ・インターン」(2015年、米ワーナー・ブ…この記事は有料記事です。残り2254文字(全文3642文字)【前の記事】「幸せは倍増した」45歳で主婦から社労士に 挑戦4回目で合格関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>