日本郵政贈収賄事件、元社員らを起訴 特定業者を下請けに推奨か

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2026年7月30日 12時25分板倉大地 西岡矩毅 福岡龍一郎会見で謝罪をする日本郵政の幹部=2026年7月29日、東京都千代田区、福岡龍一郎撮影 日本郵政グループの工事で特定の業者を下請けに入れるよう働きかけ、見返りに接待などを受けたとして、東京地検が29日、日本郵政の城戸隆宏元社員(54)を日本郵政株式会社法違反(収賄)罪で起訴した。元社員は東京・麴町の複合ビル建設計画で、構造設計の責任者を務めていた。元社員、1億円相当の接待や現金受ける 地検などによると、元社員は、東亜鉄工建設(愛知県)を工事の下請け業者に加えるよう大手建設会社側に働きかけ、見返りとして2023年8月~24年6月ごろ、飲食接待など計約500万円分の利益提供を受けたとされる。 元社員に接待などをしたとして、東亜鉄工建設の峯田幸弘代表取締役(54)も、同法違反(贈賄)の罪で起訴された。 捜査関係者によると、東亜鉄工建設は今回の工事とは別に、日本郵政グループの六つの工事にも下請けとして参加。なかには売り上げが7億円を超える工事もあったという。 その間も元社員は同社側から接待などを受けていた。13年以降で計約1億円相当の接待や現金の提供を受けたとみられるという。日本郵政G、続く不祥事に「社内で顕在化しにくい」 日本郵政は29日に開いた記者会見で、元社員が下請け業者から高額な接待を受けているという情報提供が外部から24年9月にあり、24年11月に警視庁に相談していたことを明らかにした。元社員は会社の調査に対して事実と認め、「自分自身の規範意識の欠如によるもので、弁解の余地はない」などと話したという。26年3月に元社員を懲戒解雇処分としたという。 また、元社員が関わった工事は数十件あるが、東亜鉄工建設が他の工事を受注していたかどうかについて、日本郵政は把握していないと説明した。 日本郵政グループでは、今年5月にも郵便ポストから郵便物を回収する委託業務をめぐり、旅行代などを受け取った見返りに業者に便宜を図ったなどとして日本郵便の元社員が逮捕(その後起訴)された。日本郵政の砂孝治執行役は「重く受け止めている。両事案はともに、犯行期間が長期間にわたり、社内で顕在化しにくい点についてもあわせて改善していく必要がある」と話した。この記事を書いた人板倉大地東京社会部|警視庁担当専門・関心分野事件、事故、警察行政関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ7月30日 (木)爆発事故でイオンが会見最低賃金 1176円で決着体育館 クーラー設置率22.7%7月29日 (水)熊本で震度7高木美帆さんに国民栄誉賞小学生の歯並び、習慣にカギ7月28日 (火)作家の東野圭吾さん死去 68歳食料品の消費税1% 方針固める「声の権利」保護 報告書案に7月27日 (月)飛鳥・藤原の宮都 世界遺産にW杯の投稿、誹謗中傷700万件子どもの夏かぜ、今年も流行トップニューストップページへ地震死者、調査中含め28人と発表 官房長官「県との相違気にせず」12:10真夏の避難所、逃れられない猛暑 燃料切れてエアコン止まる時間も12:00横浜市長のパワハラを認定 第三者調査「人事権背景とした職員支配」11:15サッカーW杯1次リーグ敗退の韓国で国会聴聞会 国民の怒り、背景は11:53スタバ上陸30年、セブンとTDLを手本に成長 本家は長らく不振12:00戦争に苦しめられた女性たちを描く 映画「ヒトラーの毒見役」11:00