インタビュー 川島一輝毎日新聞 2026/10/4 11:01(最終更新 10/4 11:01) 有料記事 2547文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷「ダンサーとしてはこれから!」とさらなる飛躍を誓う菅井円加さん=東京都千代田区で2026年7月3日、仲間礼撮影 バレエダンサーの菅井円加さんは10代で脚光を浴び、ドイツを拠点に順調なキャリアを重ねてきた。 転機が訪れたのは30代に入り充実期を迎えたころ。 10年あまりの時間を過ごしたバレエ団に別れを告げた。 移籍という大きな決断をした菅井さんは今、新天地で喝采を浴び、ダンサーとしての未来を見据えている。マリアージュで吹かせる新しい風 2012年に若手の登竜門、ローザンヌ国際バレエコンクールで優勝し、独ハンブルク・バレエ団の下部組織で研さんを積んだ。 2年後の14年、ジョン・ノイマイヤー芸術監督(当時)が率いるバレエ団にそのまま入った。 世界的な振付家でもあるノイマイヤーさんや先輩ダンサーらに囲まれ、19年には最高位のプリンシパルに昇進したが、25年秋、アメリカ東海岸を本拠地とするボストン・バレエに移籍した。 ボストンを選んだのは「雰囲気がフィットしている」と感じたからだ。 しかし、欧州と米国では踊りのスタイルが異なる。 1年目のシーズンは、トップダンサーの菅井さんをもってしても新発見の連続だった。 「ハンブルク時代は、自分の感情や人間性をいかに大事にしながら踊るかという点を重視しながら作品を作っていました。一方、ボストンではバレエマスター(指導者)に『動きすぎているから、少し抑えて』って言われて。そんなこと一度も言われたことがなかったので、『これは新しいぞ』と思いましたね」 とまどいもあったが、がむしゃらにレッスンに打ち込み、踊りに対する意識や体の動きは変化していった。 「何回か舞台に立たせてもらう中で、ドイツで努力して身につけた感情表現や演技をボストンのスタイルに混ぜ込んでみよう、マリアージュしよう、新しい風を吹かせられたらって」「くるみ」に「眠り」、次々に出演 人気演目「くるみ割り人形」のほか、コンテンポラリー作品などに出演し、観客と一緒に舞台を作り上げる感覚を味わえるようになった。 「お客さんに『こんなダンサーが入ってきたのか!』と印象付けるため、自分の踊りや表現を織り交ぜようと工夫するようになりました。スタイルの違いはありましたが、『もっと学べることがあるんだ! もっと成長できる!』と、楽しみながら踊ることができています」 シーズン最終盤の26年5月には、特に思い出深い公演があった。 ロマンチックバレエの代表作の一つ「眠れる森の美女」で、菅井さんは魔女の呪いにより100年の眠りにつく主人公オーロラ姫にキャスティングされた。 この公演は、オーロラ姫を救い出す王子役の男性ダンサーの引退公演を兼ねており、バレエ団にとっても特別な意味を持っていた。 男性ダンサーの踊りを目に焼き付けようと、客席はいつも以上に熱を帯びていた。 緊張に包まれながらも、菅井さんの心に火がついた。 「自分はまだ…この記事は有料記事です。残り1388文字(全文2547文字) インタビューの前編はこちらから バレエダンサー菅井円加さん 30代で迎えたキャリアの転換点Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の筆者すべて見る1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>