毎日新聞 2026/6/10 11:00(最終更新 6/10 11:00) 有料記事 2107文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷近鉄百貨店の直営農場「はるちかファーム」でイチゴを栽培する社員。約4000平方メートルのビニールハウスで毎年11月中旬から6月中旬ごろまで、年間約25トンを収穫する=大阪府河南町で2026年5月14日午前10時19分、安西李姫撮影 全国で百貨店の閉店が相次ぐ一方、今なお根強い百貨店文化が残る関西。旺盛なインバウンド(訪日外国人)消費に支えられているが、ショッピングモールやネット通販と戦う構図自体は変わらない。消費行動が変貌する中、新たな挑戦を続ける百貨店の姿を追った。元外商担当も農作業 大阪市中心部から南東に約25キロの大阪府河南町。山々を望む高台にビニールハウスがあった。 中に入ると、一面にイチゴの甘い香りが広がる。3000個以上のプランターが並び、「紅ほっぺ」と「ベリーポップすず」の2種類が植えられていた。 ハウスで汗を流すのは近鉄百貨店の社員たちだ。 外商営業の経験が長い辻智彰さん(41)は「まさか農業に携わるとは。百貨店では自分たちで商品を作ることがなかったので、ゼロから生み出す喜びがあります」と笑顔を見せた。 近鉄百貨店は2023年から、直営農場「はるちかファーム」で農業に本格参入した。 外商や売り場の担当だった社員が約6000平方メートルの農園で栽培するのは高級果物だ。特にイチゴの栽培に力を入れている。 22年夏に3人で専任チームを立ち上げた当初は農業に精通した社員はゼロ。 イチゴを栽培する外部の企業で研修を受けたり、大阪府の就農プログラムに参加したりしてノウハウを学んだ。 イチゴは人気があり、生産量が多くて単価も安定しているため、第1号として生産することを決めた。 顧客として、家族にフルーツを買う高齢女性を中心に、自分へのご褒美を探したり、非日常を味わったりしたい層を想定した。 担当する事業開発部の荒鹿充範さん(36)は「イチゴは丁寧に商品選びをする百貨店の客層と、非常に親和性が高い」と話す。 参入して3年目の25年には農業事業の黒字化に成功した。今年も、事業の売上高は前年同期に比べ12%増で推移している。「食の近鉄」ゆえの課題 一見、畑違いに見える農業をなぜ近鉄百貨店が手掛け、百貨店のイチゴがなぜヒットしたのか。 …この記事は有料記事です。残り1291文字(全文2107文字)あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>