現場から2026年6月10日 8時00分有料記事中山直樹小石川図書館(中央)と竹早公園の入り口(手前)。図書館はエレベーターがなく、バリアフリーの面でも課題がある=2026年5月14日、東京都文京区 東京都文京区で、図書館の再整備が議論を呼んでいる。区が発表した中間の計画に対し、住民から批判の声が上がり、2回にわたって開かれた住民参加の意見交換会でも議論が紛糾。1年以上たった今も、予定された3回目は開かれていない。意見が割れている要因は、テニスコートだという。 住民1人あたりの本の貸出数が23区内で最も多い文京区には、区立図書館が10館ある。再整備計画が止まっているのは、東京メトロ丸ノ内線の茗荷谷駅から徒歩5分、閑静な住宅街にある小石川図書館だ。全国的にも珍しいレコードのコレクションもあり、区民に長年親しまれてきた。 1965年に建てられた地下1階地上4階建てで、エレベーターがないことや老朽化していることから、区は2019年、改修計画の検討を始めた。 隣接する竹早公園には、区営のテニスコートが5面ある。図書館より前の1954年につくられた。都心では貴重な規模で、連日多くの区民がテニスを楽しんでいる。 区は24年1月、基本計画の「中間まとめ」を公表。図書館だけではなく、同じく老朽化が進む竹早公園と一体化して再整備することで、「相乗効果を生み出し、にぎわい、交流できる空間を創出する」とした。日影規制により、地下2階地上2階建てになることも示された。寄せられた430件の意見 近くに住む藤巻栄子さん(52)は、計画を見て驚いた。「なぜこんなに、テニスコート利用者が優遇されるのか」 特に気になったのは、コート…この記事を書いた人中山直樹ネットワーク報道本部|都庁担当専門・関心分野人権問題、災害、人口減関連トピック・ジャンルこんな特集も教育情報(PR)注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ6月10日 (水)日銀、利上げの公算大カスハラに刑事罰 条例制定へスーパーエルニーニョ発生か6月9日 (火)太平洋沿岸に一時津波注意報イスラエルとイラン 攻撃応酬付属池田小事件から25年6月8日 (月)冬の富士登山「禁止論」浮上建設費高騰、再開発に暗雲「笑点」ギネス世界記録認定6月7日 (日)「飛鳥・藤原の宮都」 世界遺産酒造りの現場で続く転落事故子どものSNS利用で報告書案トップニューストップページへ米軍がイランへ攻撃 ホルムズ海峡付近でヘリ「アパッチ」撃墜で報復8:09宇都宮市でクマ1頭を捕獲、市街地で泳ぐ姿も 全小中学校が臨時休校19:45「侵害したもの勝ち」防ぐ規定検討 知財推進計画2026の概要判明5:00独自ついに公開ミュトス級AIの実力は ポケモンをクリア、創薬にも期待8:18「折り紙」自由研究で初の世界一 高校生が虫の羽の折り畳み方を解明6:30「テニスコート」めぐり紛糾 文京区の図書館再整備、事実上ストップ8:00