オープンソースでWindows互換を目指すOS「ReactOS」上で、ついに名作FPS「Half-Life」が動作したことがわかりました。開発開始から28年をかけて積み上げてきた互換性の成果が、ついにひとつの節目を迎えた形です。Half-Lifeは、1998年に発売されたFPSで、ストーリー・演出・ゲームプレイがシームレスに繋がる没入感が当時としては圧倒的だと評価されました。ReactOSではこれまでもHalf-Lifeを動かす試みが行われており、過去には「初期化までは行けた」という報告もありました。しかし、今回のようにゲーム内操作まで確認されたのは初めてとされています。今回Half-Lifeを動作させたのは、ReactOSユーザーのZombiedeth氏で、使用した環境は以下の通りです。Dell OptiPlexIntel Core i5-2400(Sandy Bridge)NVIDIA GeForce 8400 GS決して最新スペックではありませんが、ReactOS の軽量性と互換性の成熟を示す好例と言えます。ReactOSはどこへ向かうのかHalf-Lifeは現在、Linuxや他のプラットフォームでもWineを利用して問題なく動作します。しかし、ReactOSの目標は「Windowsバイナリをそのまま動かす」ことにあり、その意味で、今回の成功はプロジェクトの理念に直結する重要な成果となっています。[via Phoronix]