「意訳」で差し戻しの被告黙秘、弁護側は無罪主張 仙台地裁

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2026年6月10日 20時38分川西めいこ仙台地裁、高裁 勤務先の社長への暴行に加担して死亡させ、金品を奪ったとして、強盗致死などの罪に問われた被告の差し戻し審の初公判が10日、仙台地裁(榊原敬裁判長)であった。被告は罪状認否で黙秘。弁護側は現場にはいたが、犯行には関わっていないとして無罪を主張した。 起訴されているのは、パキスタン国籍の建設会社元従業員のレフマン・アブダル被告(43)。被告をめぐっては、仙台高裁が「取り調べに限度を超えた意訳があった」と認定し、懲役23年とした地裁判決を破棄。審理を地裁に差し戻していた。弁護側はこの日、被告が黙秘した理由を「これまでの裁判で正確に供述が通訳されなかったから」と述べた。 起訴状などによると、被告は複数人と共謀し、2020年7月25~26日、宮城県柴田町の社長宅で、ビジネスバッグなど54点合計約28万8500円相当を奪い、テレビドアホンモニターを壊したなどとされる。この際、共謀者がインド国籍の社長シン・ラカウェンダラさん(当時45)の首を絞めて死亡させたとされる。 検察側は冒頭陳述で、被告は被害者のおいから被害者の殺害とバッグ強奪を依頼され、殺害は承諾しなかった一方、報酬欲しさにバッグの強奪を承諾し、モニターを外して壊したと指摘。「バッグを力ずくで奪う可能性を想定し、モニターを外したのは証拠隠滅のためで、共謀者と意思が通じ合っていた」とした。 弁護側は、被告は殺害の依頼を断った後、話し合いで解決するために社長宅に行ったと説明。被害者の首を絞め、金品を奪う共謀者を止めようとしたが、止められなかったと訴えた。事件後に被害者のおいから報酬を受け取ったことは認めた。 初公判は当初、8日の予定だったが、被告が発熱したため、地裁が8、9の両日の期日を取り消していた。この記事を書いた人川西めいこ仙台総局|事件・事故専門・関心分野ジェンダー、性暴力、選挙、若者の政治参加関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ6月10日 (水)日銀、利上げの公算大カスハラに刑事罰 条例制定へスーパーエルニーニョ発生か6月9日 (火)太平洋沿岸に一時津波注意報イスラエルとイラン 攻撃応酬付属池田小事件から25年6月8日 (月)冬の富士登山「禁止論」浮上建設費高騰、再開発に暗雲「笑点」ギネス世界記録認定6月7日 (日)「飛鳥・藤原の宮都」 世界遺産酒造りの現場で続く転落事故子どものSNS利用で報告書案トップニューストップページへ「立法府の総意」で皇族数確保へ一歩 当事者に寄り添う議論を20:43高市首相の秘書「自分の声に似ている」 中傷動画報道の音声を確認17:05日銀総裁が感染症治療で入院、決定会合を欠席へ 議長は副総裁が代理19:25「どうして泣かせるの?」朗読された孫への手紙 新名神事故初公判19:37安価なドローンで米ヘリ撃墜 泥沼化恐れるトランプ氏が露呈する弱点20:32「外国人は怪しい」と差別的に職質か 裁判で「内部資料」警察は否定9:00