毎日新聞 2025/12/5 21:49(最終更新 12/5 21:49) 897文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷会談するロシアのプーチン大統領(左)とインドのモディ首相=ニューデリーで2025年12月5日、AP ロシアのプーチン大統領は5日、インドの首都ニューデリーでモディ首相と会談した。プーチン氏の訪印は4年ぶりで、2022年のウクライナ侵攻以降初めて。侵攻を巡り米欧の対露制裁が続く中、両首脳は戦略的パートナーシップを一層深化させる方針を確認し、貿易拡大に向け経済連携の強化で一致した。 会談の冒頭、モディ氏はウクライナ情勢に触れ、「世界は再び平和へと進むと信じている。我々はあらゆる平和への努力を支持する」と強調した。Advertisement これに対しプーチン氏は「平和的解決に向けた尽力に感謝する」と応じ、両国の経済発展が進む中で協力の好機が生まれていると指摘。「軍事技術協力を含むあらゆる分野で前進を図る計画だ」と述べた。 両国は2国間の貿易額を1000億ドル(約15兆5000億円)に引き上げる目標を掲げており、モディ氏は会談後、30年までの経済協力計画に合意したと明らかにした。 両国は旧ソ連時代から友好関係にあり、ウクライナ侵攻後に国際的な孤立を深めるロシアにとって、インドは一層重要なパートナーとなっている。侵攻以降、ロシアはインド向けの原油輸出を大幅に増やし、その収入は戦費の下支えにもなってきた。フィンランドのシンクタンク「CREA」によると、露産原油の輸出先は中国が47%で最も多く、インドが38%で続く。記者会見するロシアのプーチン大統領(左)とインドのモディ首相=ニューデリーで2025年12月5日、ロイター ウクライナ和平を目指す米トランプ政権は、露産原油の購入停止を繰り返し求めてきたが、インドは応じなかった。このため、米政権は8月にインドからの輸入品に対する関税を50%に引き上げた。10月には露石油大手2社を制裁対象とすると発表し、インドのロシア産の原油輸入は減少したと伝えられている。 こうした中、今回の訪問には閣僚だけでなくビジネス関係者も同行し、ロシア側はエネルギーや防衛を含む幅広い分野での協力拡大を見込んでいた。プーチン氏は会談後の共同発表で「途切れることのない燃料供給」を継続する意向を表明し、インドに圧力を強める米国をけん制した。 国際刑事裁判所(ICC)は23年3月、戦争犯罪に当たるとしてプーチン氏らに逮捕状を出したが、インドはICCに加盟していない。【ニューデリー松本紫帆】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>