ユーチューブの偽広告で詐欺被害が急増 警察庁は「ホンモノ」で注意

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板倉大地2025年12月6日 7時00分 うその投資話に誘導し金銭をだまし取る「SNS型投資詐欺」で、今年に入ってユーチューブで流れる偽の広告から被害に遭うケースが急増している。前年の被害は49件だったが、今年は10月だけで159件。昨年はフェイスブックなどの広告が多く、警察庁は「広告が出る媒体がシフトしている可能性がある」とみており、注意を呼びかけている。 警察庁によると、被害の入り口となったバナーなどの広告は、今年1~10月はユーチューブが751件で最も多く、全体の27.0%を占めた。前年同期は1.6%だった。 被害額も今年10月末時点で約117億円にのぼり、昨年同期の18倍になった。急増するユーチューブ広告からのSNS型投資詐欺被害ホンモノからのメッセージ 投資詐欺では、こうした広告から投資のポイントなどを解説するとして著名人を装ったLINEアカウントへ誘導する手口が多い。被害者はLINEでうその投資話をされて信用し、指定された口座に金銭を振り込んでしまうという。 警察庁はX(旧ツイッター)の公式アカウントで、広告に勝手に名前を使われた経済アナリストの森永康平さんらによる注意喚起を「ホンモノからのメッセージ」として発信している。森永さんは「私がLINEを通じて投資の話をすることはありません」とコメントしている。偽の広告に勝手に名前が使われている森永康平さんは、「私がLINEを通じて投資の話をすることはありません」とコメントを出した=警察庁のX(旧ツイッター)からこの記事を書いた人板倉大地東京社会部|警察庁担当専門・関心分野事件、事故、警察行政こんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ12月6日 (土)闇バイト強盗の指示役か 逮捕衆院定数削減 自維が法案提出防衛費増額 27年から所得増税12月5日 (金)個人情報 同意なしで利用可にゲノム編集ベビー 法規制へ声優の声「商品化」の動き12月4日 (木)旧姓の通称使用、法制化へ副首都構想、与党協議進むクマ出没の投稿、虚偽で謝罪12月3日 (水)受診、原則マイナ保険証に議員定数 東京3減、大阪2減訪問介護の倒産、過去最多トップニューストップページへ70歳以上の医療費、負担上限を引き上げ方針 高額療養費の見直し20:53「嫌中」動画の制作依頼を非公開に 仲介サイト「差別つながる」懸念5:00物価高が駆り立てる資産運用、「億り人」でも消えない将来不安6:00ユーチューブの偽広告で詐欺被害が急増 警察庁は「ホンモノ」で注意7:00睡眠時に着替えが必要な「寝汗」 原因は多様、総合診療医を受診して7:00「ずっと主婦でした」人生変えた1本の電話、世界の注目浴びるまでに12:00