毎日新聞 2025/10/3 11:15(最終更新 10/3 11:15) 951文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷自分が思う境界を指し示す実行委員たち=神戸市中央区で2025年10月2日午後4時45分、前田優菜撮影写真一覧 神戸市中心部で東西に広がる繁華街「三宮」と「元町」の境界はどこか。人によって認識が分かれる疑問に綱引きで答えを出す「三宮VS元町 神戸大綱引き大会」が4日、同市中央区の三宮中央通りで開かれる。それぞれの商業関係者らが対戦。熱戦を制した方が「境界線」を相手側に押し込み、より広いエリアを主張できる。神戸市「三宮」と「元町」の地図。三宮チームが勝てばトアロード、元町チームが勝てば京町筋から神戸三宮センター街を越えて北へ抜ける道が境界に決まる写真一覧 決戦は午前11時45分から。東側の三宮チームは神戸阪急がキャプテンを務め、西側の元町チームは大丸神戸店が率いる。先に3勝した方が勝ち。三宮チームが勝てば元町寄りを南北に走るトアロード、元町チームが勝てば京町筋から神戸三宮センター街を越えて北へ抜ける道が境界に決まる。Advertisement 大会後、三宮中央通り沿いに境界を示すタペストリーを掲示する予定だ。ただ、結果によらず行政上の区域は変わらない。 きっかけは、両エリアの商業関係者や地権者らがまちづくりを話し合う「コネクト神戸」の会合だった。境界線を巡って議論になったが、見解は人それぞれ。そこで地元の生田神社の神職が綱引きでの決着を提案した。綱引きは繁栄や団結につながる神事ともされ、地域の結束を高めながら楽しく境界を決めようと話がまとまった。大会の実行委員長を務める矢野克幸さん=神戸市中央区で2025年10月2日午後0時17分、前田優菜撮影写真一覧 コネクト神戸のメンバーで大会実行委員長を務める矢野克幸さん(47)は、トアロード沿いでスポーツ用品店を経営している。「住所は三宮町だけど、お客さんからも元町のお店だよねと言われることが多い。エリアでは元町だと思う」と自認する。 一方、神戸・三宮センター街1丁目商店街振興組合副理事長の植村一仁さん(50)は「三宮と元町の対抗意識が生まれると地域全体が盛り上がっていい」と余裕を見せつつ、「トアロードより東にある三宮神社は三宮側に入っていてほしい」と本音をのぞかせる。 地域の企業や商店、住民らに参加を呼びかけると、約280人の応募があった。元町チームの方が希望者が多く、「元町の勝利に命を削ります!」「元町絶対勝つぞ」といった熱いメッセージも寄せられた。矢野さんは「元町側の方が気にしているのかも」と苦笑する。 矢野さんによると、ライバルだった両エリアはこれまで一緒にイベントを開催することが少なかった。大会は力を合わせる絶好の機会で、植村さんとともに「とにかく楽しく神戸の街を盛り上げられたら」と話している。【前田優菜】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>