毎日新聞 2025/10/2 14:28(最終更新 10/2 14:28) 773文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷伊吹島の会場にある、船を支える約100本の手が特徴的な作品「最後の避難所」=香川県観音寺市で2025年10月1日午前11時54分、広田正人撮影 「海の復権」をテーマに掲げる国内最大級のアートの祭典「瀬戸内国際芸術祭2025」は、いよいよ最終章。秋会期が3日から、香川、岡山両県で始まる。春・夏会期からの会場に、秋会期からは香川県西部の5会場が加わり、国内外のアーティストたちによる計225作品が展示される。 秋会期から加わるのは、宇多津エリア(宇多津町)▽本島(丸亀市)▽高見島(多度津町)▽粟島(三豊市)▽伊吹島(観音寺市)――。讃岐うどんのだしに使われるイリコ漁が盛んな伊吹島の会場で、まず目に入るのが「最後の避難所」だ。竹に継いだ約100本の人間の手が、一隻の船を持ち上げている。制作者のブンポール・ポーティザンさん(ラオス)は「たくさんの人たちが文化を支えている。美しい文化と団結の力を感じてほしい」と話す。Advertisement伊吹島の会場にある、鮮やかな色遣いが印象的な作品「野生の獲物」。ドイツと日本の融合を表現している=香川県観音寺で2025年10月1日午後1時11分、広田正人撮影 また、同会場にある鮮やかな色遣いが特徴的な「野生の獲物」は、しめ縄や藍染めを施したオブジェで、傍らでグリム童話の音声が流れる。制作者のオラフ・ホルツアプフェルさん(ドイツ)は「日本語は分からないが、地元の職人さんたちと一緒に取り組んだ作品制作を通して分かり合えた」と振り返った。粟島の会場にある作品「帰り着く家-瀬戸内粟島古家滞留積層脳海図像・2025」=香川県三豊市で2025年10月1日午後2時39分、広田正人撮影 「船乗りの島」として名を馳せた粟島の会場では、青野文昭さんが手がけた「帰り着く家―瀬戸内粟島古家(ふるいえ)滞留積層脳海図像・2025」があった。家に突き刺さった船などが印象的な作品だ。粟島の会場にある、大きな手と作物を対比させた作品「粟島の記憶を染める」=香川県三豊市で2025年10月1日午後3時43分、広田正人撮影 同会場の「粟島の記憶を染める」は、柏木崇吾(しゅうご)さんの作品。温かい色合いの照明器具のような大きな手が、ひときわ目を引くオブジェだ。柏木さんは「島の4歳の子どもの手をモチーフに、ワイヤに紙を張り合わせた。下にある土に植えた作物が育っていくイメージで作った」と説明する。 秋会期の会期は11月9日まで。詳細は、公式ホームページ(https://setouchi-artfest.jp/)。【広田正人】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>