国勢調査の苦労をマンガに えむふじんさん「調査員は敵じゃない」

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山田暢史2025年10月1日 16時00分X上に投稿されたマンガの一コマ=えむしとえむふじんさん提供 5年に1度の国勢調査が行われている。10月1日時点で日本に住むすべての人と世帯が対象で、郵送やインターネットで回答できるが、調査書類は原則、調査員が戸別訪問をして配布する。過去に夫婦で調査員をした経験をマンガにまとめた漫画家のえむふじんさんは「精神的な苦労は何も変わっていない。調査員は敵じゃないのに」と話す。 えむふじんさんは10年前、関西のある自治体で、調査員として夫婦でマンションや戸建てなど300軒以上を担当した。一部の訪問先では不審者と思われ、カメラで動画を撮影されたり、きつい言葉で罵倒されたりして、心が折れかけた。 調査員の苦労などを知ってもらいたいと、5年前に当時の経験を描いた全4話のマンガを製作。今年の調査に合わせて9月21日に、X(旧ツイッター)にマンガを再投稿すると、閲覧数は270万回を超えた。 「こんなに面倒でトラブルもあると思わなかった」「見たおかげて苦労を知った」などの感想や、「本当にお疲れ様です」といった調査員へのねぎらいの言葉も寄せられた。 一緒に調査員をした夫のえむしさんは言う。「このご時世で、不審者だと思う気持ちも分かるが、正規の調査員と確認できれば、事務的でもいいから、きちんと話を聞いて欲しい。それだけで調査員の精神的な負担は減るはずだ」この記事を書いた人山田暢史東京社会部|メディア担当専門・関心分野農林水産業、食、武道、災害こんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ10月1日 (水)米とイスラエル 和平案で合意新浪氏が代表幹事を辞任彬子さま、三笠宮家の当主に9月30日 (火)金1グラム 史上初の2万円突破チェック体制に「規定なし」日産 マリノスの株売却検討9月29日 (月)コカ・コーラが200円に国連のイラン制裁すべて復活消えゆく言葉「御苦労様」9月28日 (日)米、医薬品に追加関税100%配達員 オートロック解錠可に石川県の面積、増えるトップニューストップページへ米政府閉鎖、民主党はトランプ氏と対決 強硬の背景に「トラウマ」14:33東大阪で「30代女性刺された」通報、バーで死亡確認 男出頭の情報16:06NHKのネット利用が「有料」に? 法改正で10月から受信契約必要9:25ノジマ社長「話が正式にくれば、検討」 マリノス買収に意欲を示す14:02相続した土地なのに売れない 父の死後知った220人の「メガ共有」11:30「保守」のインフレ状態、自民党が失ったものは 中島岳志さんの指摘12:00