EU、「ドローンの壁」構築へ ロシア機の相次ぐ侵入受け対策強化

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毎日新聞 2025/10/2 19:21(最終更新 10/2 19:21) 752文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷記者会見する欧州連合のフォンデアライエン欧州委員長=コペンハーゲンで2025年10月1日、ロイター 欧州連合(EU)は1日、デンマークの首都コペンハーゲンで非公式首脳会議を開き、ロシアの無人航空機(ドローン)が欧州各国に相次いで侵入する事態に対応するため、防御警戒網「ドローンの壁」を構築するなど、対策を強化する方針で一致した。 EUのフォンデアライエン欧州委員長は首脳会議後の記者会見で、「私たちは規模や即応性において最強の抑止力を築かなければならない。(EUは)緊急性の認識を共有した」と述べた。Advertisement 「ドローンの壁」はフォンデアライエン氏が9月10日のEU施政方針演説で提唱した。EU域内に侵入するドローンを検知・追尾し、必要に応じて無力化する技術やネットワーク、電子戦に対応する防衛力などを向上させる。最先端のドローン技術や戦場経験をもつウクライナとも協力して、スタートアップ(新興企業)も含めた域内のドローン産業育成も図る。 ロシアのドローンは9月9~10日に19機がポーランド領空に侵入。ポーランドやオランダなどが戦闘機を緊急発進させた。デンマークでも22日以降、空港や軍関連施設の上空でドローンの目撃が相次ぎ、ロシアが欧州各国の対応力を試している可能性がある。 EU加盟国の大半が加盟する北大西洋条約機構(NATO)は9月、ロシアに近接する欧州東部の防衛強化策「東部歩哨」作戦を発動。デンマークやフランス、ドイツなどが戦闘機を配備することを決めた。 しかしロシアは、比較的安価な攻撃型ドローンや合板などで作った「おとり」のドローンを使っている。こうした兵器に対し、運用コストの高い戦闘機やミサイルで対応する非効率性や、ドローン検知能力の低さが問題となっている。 EUは今後、ウクライナ支援策と合わせ、NATOと連携しながら、「ドローンの壁」の具体策を詰める協議を急ぐ。【ブリュッセル宮川裕章】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>