2025.10.02乗りものニュース編集部tags: NEXCO中日本, NEXCO東日本, NEXCO西日本, 本四高速, 道路, 高速道路2025年以降、3連休は高速道路の休日割引が適用されません。2025年度から3連休も適用除外日に 2025年10月11日(土)~10月13日(月・祝)は、高速道路の休日割引が適用されません。NEXCO3社(東日本・中日本・西日本)などは、ウェブサイトなどで改めて適用除外日を周知しています。拡大画像渋滞のイメージ(画像:写真AC) 休日割引は土休日に地方部の通行料金が終日3割引になる制度です。混雑期における交通分散の観点から毎年ゴールデンウイーク、お盆、年末年始に適用が除外されており、2024年度から新たにシルバーウイークが、そして2025年度からさらに「3連休すべて」が適用除外日に加わっています。 今回の10月の3連休以降では、11月1日(土)~11月3日(月)、11月22日(土)~11月24日(月)、および12月27日(土)・28日(日)が2025年内の適用除外日に設定されています。 国土交通省やNEXCO各社によると、休日割引の適用を除外した大型連休は渋滞量が減少する傾向が見られたといいます。国は2023年10月に閣僚会議で決定された「オーバーツーリズムの未然防止・抑制に向けた対策パッケージ」に基づき、観光需要の分散・平準化のため、休日と平日のバランスの見直しを進めています。休日割引の適用除外日の拡大は、この観点から決まったものです。 ちなみに、休日割引の適用除外は元々「新型コロナウイルス感染拡大防止」の観点で2020年春に始まり、感染状況が落ち着いて以降、交通混雑期のみ除外されていました。国は、休日割引も含めた各種割引施策の見直しも進めています。【3連休も!?】2025年度の「休日割引なし」日(カレンダー)