停滞する夫婦別姓議論 事実婚のたかまつななさんが見る自民総裁選

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毎日新聞 2025/10/3 05:30(最終更新 10/3 05:30) 有料記事 3292文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷事実婚をしたたかまつななさん(手前)とパートナーの男性=たかまつさんのXより 2024年の自民党総裁選は、選択的夫婦別姓制度の法制化が争点の一つになった。 「実現は早いに越したことはない」 そう語った石破茂首相が当選し賛成派の期待は高まったが、首相はその後、反対する党内保守派に配慮して「持論」を封印した。 首相の退陣表明に伴う総裁選が10月4日に投開票されるが、今回は5人の立候補者がいずれも制度の導入に慎重な姿勢を示している。 実現を願う人たちはこうした状況をどう見ているのか。 若者の政治参加を進める「笑下村塾(しょうかそんじゅく)」代表で、8月に「事実婚」を公表したたかまつななさん(32)に思いを聞いた。 <主な内容> ・「姓を変えていたらわだかまり残った」 ・「炎上」の可能性は分かっていたが ・通称使用拡大賛成は夫婦別姓反対なのか ・「結婚待機人数」推計58万人 ・「いつまで後回しに…」 ・新総裁は「国民の期待を考えてほしい」「姓を変えていたらわだかまり残った」 たかまつさんは8月17日、「ご報告」と題して自身のX(ツイッター)にこう投稿した。 「大好きなパートナーからプロポーズされ、結婚することになりました。幸せでいっぱいです」 そして、事実婚にした理由もつづった。 「生まれてきてからずっと使い続けてきた名前を大切にしたい。人生で一番ぐらい幸せな時のはずなのに、どちらかが我慢し、寂しい思いをするのに違和感を持ち、そのようにしました。選択的夫婦別姓の1日も早い実現を願っています。実現されたら、籍を入れるかどうかまた2人で話し合おうと思います。誰もが、自分の好きなように、それぞれの選択を尊重できる社会になりますように」 お相手は、マッチングアプリで知り合った元官僚で同い年の男性だ。 「政治の話ができてイチャイチャできる」「話し合いができる」 たかまつさんが結婚相手に望む条件にぴったり当てはまる優しい人だという。 だが、2人とも姓が変わるのは仕事上困ると感じていた。 そんな時、パートナーから「事実婚がいいんじゃない?」と提案があり、話し合いの末に決断した。 「もしどちらかが姓を変えていたら、わだかまりが残ったと思います」「炎上」の可能性は分かっていたが 投稿は9000万回以上表示され、たかまつさん自身、「そこまで話題になるとは思っていなかった」と振り返る。 しかし、寄せられたコメントは肯定的なものばかりではなかった。 「選…この記事は有料記事です。残り2301文字(全文3292文字)【時系列で見る】関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>