毎日新聞 2025/10/3 05:00(最終更新 10/3 05:00) 有料記事 2576文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷多くの来場者でにぎわう大阪・関西万博会場=本社ヘリから 10月13日に閉幕を迎える大阪・関西万博。個性あふれるパビリオンの展示や連日の混雑ぶりが注目される中、会場内外で数々の商談やビジネスイベントが開かれ、万博がビジネス創出の機会になっていることはあまり知られていない。華やかな展示の裏に隠れた万博効果とは。 強い日差しが照りつける8月20日。奈良県生駒市の中小企業「MSTコーポレーション」の工場には、インドから約40人が見学に訪れた。 日本の経団連に当たるインド工業連盟(CII)の訪問団で、現地の財閥系企業の部門責任者からスタートアップ(新興企業)の代表まで業種や肩書は多種多様だ。MST社は切削工具を工作機械に取り付けるための部品を主に製造し、海外にも輸出している。工場内部は無人搬送車などを導入して製造工程の自動化が進められていた。 インドでは自動化やデジタル化による製造工程の高度化への関心が高まっている。CIIは2024年、ドイツに訪問団を派遣。海外からの訪問団の企業訪問では東京や名古屋を訪れる傾向があるが、今回は先端技術の展示が行われている大阪・関西万博の視察に合わせて関西の企業を見学先に選んだ。 訪問団の責任者を務めたCIIのアシム・チャラニアさんは「インドで技術革新を進めるために最新の工場を見て参考にしたい。見学先の企業にとってもインドの企業と協力するチャンスになる」と話す。MST社の吉田圭志取締役は「これほど多くの人数が来るのは珍しい。将来的にインドは重要な国の一つで、会社を知ってもらうきっかけになった」と語った。「見せ物だと思っていたが…」 両社を仲介したのは日本政府の中小企業政策を担う中小企業基盤整備機構(中小機構)だ。打田覚志マッチング支援課長は「ロボットやAI(人工知能)などの先端産業、環境、ヘルスケアの分野を中心に日本企業に関す…この記事は有料記事です。残り1816文字(全文2576文字)【時系列で見る】関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>