飲酒運転事故、山梨が全国ワースト1位 8月現在 都市構造も影響?

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毎日新聞 2025/10/3 08:15(最終更新 10/3 08:15) 843文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷飲酒検問する警察官=山梨県甲斐市で2025年9月26日午後11時14分、杉本修作撮影 山梨県内で1~8月に発生した人口10万人あたりの飲酒運転事故が、全国の都道府県で最多の3・39件だったことが県警の調べで分かった。このままのペースで続けば、2021年以来の通年ワースト1位となる。専門家は「山梨の都市構造も影響している」と指摘する。 9月26日午後11時。甲斐市内の県道で検問が始まった。甲府市街と韮崎市を結び、帰宅を急ぐドライバーが多く利用する。通行する車を1台ずつ止めて、飲酒を検知する機器をドライバーに近づける。検問に当たる警察官によると、検知されるケースはごくわずかで空振りもしばしば。ただ、「飲酒した人は目線が泳いだり、動揺する仕草を見せたりする」と注意深く観察していた。甲斐署の田中裕樹交通課長は「運転代行を頼もうとして待たされると『事故さえ起こさなければいい』と車で帰る人もいる。前もって代行を手配すればいいのに、安易に飲酒運転してしまう」と話す。Advertisement 県警のまとめによると、8月までに発生した飲酒運転事故は27件(前年同期比8件増)。通年でも23、24年にワースト2位と多い傾向が続いている。特に甲府市街などの飲食店で飲んだ後、事故を起こす例が多いという。県警は要因は不明としながらも「同じような地方都市と比べても山梨は多い」と分析する。 佐々木邦明・山梨大名誉教授(交通工学)は、公共交通機関が深夜に利用できない▽ドライバー不足で、タクシーや運転代行の数が十分ではない――ことが要因と指摘。さらに、住宅地が広く薄く広がる都市構造でバス網などが十分でないことを挙げ「飲酒が理由で交流の機会が失われるのは望ましくない。デマンド型の乗り合いタクシーなどの対策を進めるべきだ」と語った。 県は通年でのワースト1位を回避すべく、10月1~10日を「警報期間」と位置づけて啓発。県警も検問などを強化する。県警の今橋敦交通部長は「飲酒事故が多いということは、それだけ被害者になりやすい。飲酒運転をする前に自分や大切な人が被害に遭うと考えてほしい」と訴えた。【杉本修作】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>