細沢礼輝2025年8月13日 19時00分鉄道博物館に展示中の電気機関車EF55が1945年に機銃掃射を受けたことを記録した書類 昭和100年と戦後80年にちなみ、さいたま市大宮区の鉄道博物館で、昭和元年(1926年)から昭和20年(45年)までの鉄道資料を集めた特別展「鉄道博物館から見た昭和の世界」が開かれている。全国に路線網が広がり「黄金期」と呼ばれた時代から、敗戦に至るまでの鉄道のあゆみをたどる内容だ。 昭和初期、鉄道は「陸上交通の王者」として多くの人々を旅にいざなった。ところが、戦時下では軍事輸送が優先され、「鉄道は兵器」と呼ばれるようになった。 特別展では、駅弁の掛け紙のデザインが観光名所から兵士の顔に変わり、やがては紙不足で裏紙にゴム印だけになったことや、機銃掃射を受けた機関車の様子などを紹介。42年に開かれた鉄道開業70年式典を伝える映像も初公開されている。 同館学芸部主任の永井沙織さんは「たった20年で社会と鉄道が様変わりした激動の時代を感じ取って欲しい」と話す。南館3階の歴史ステーションで22日まで。この記事を書いた人細沢礼輝東京社会部|鉄道担当専門・関心分野鉄道を中心とした運輸部門こんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ8月13日 (水)日航ジャンボ機墜落から40年日経平均、史上最高値を更新夏休み中の「企業内学童」盛況8月12日 (火)熊本で土砂災害や浸水相次ぐ日本の科学力、過去最低続く傷んだコードに発火リスク8月11日 (月)高校野球 広陵が出場辞退釜本邦茂さん死去 81歳住宅の解体費上昇8月10日 (日)長崎への原爆投下から80年米ロ首脳会談 15日に開催へアポロ13号船長 97歳で死去トップニューストップページへ森友文書「手控え」開示 メールに「与党と調整」、手書きで「忖度」18:29日経平均株価、史上初の4万3000円台 2日連続で最高値を更新17:14伊東市長、百条委で「卒業証書」チラ見せ否定 「19.2秒見せた」16:00新幹線が高架上で「すげぇ行列」 九州豪雨で避難、教訓は6年前に17:3050人かんだイルカの死骸か 福井南部に漂流 県が死因調査へ18:10SNSで偽情報、飼育員に殺害予告も 中国パンダファンなぜ過激化?17:00