朝日新聞連載変わりゆく東京記事有料記事上田学2025年8月14日 8時30分子どもたちの声が響く「朝日児童遊園」。朝鮮と日本の共生を願い、名付けられたと言われる。そばにはかつての面影を残す十畳長屋のバラック住宅が残る=2025年1月11日、東京都江東区枝川1丁目、上田学撮影 かつて東京のコリアンタウンとして知られた東京都江東区・枝川が、大きく変わりつつある。地下鉄の新駅を二つ作る計画が進み、街の活性化への期待が高まる。地域住民は、在日コリアンとの共生が続くことも願っている。 新設が計画されているのは、枝川駅と千石駅(いずれも仮称)。江東区を南北でつなぐ有楽町線豊洲駅(江東区)と、半蔵門線・都営新宿線の住吉駅間の新路線(約5・2キロ)の開業に伴い、作られる。 これまで豊洲―住吉間は乗り継ぎが必要で、約20分かかっていた。新路線ができれば、9分ほどに短縮される見込みだ。東西線など周辺路線の混雑緩和も期待される。 自治体の期待も強い。新駅の開業で、運河に囲まれた埋め立て地の枝川地区をさらに活性化させたい考えだ 区は、今年3月にまとめた「(仮称)枝川駅周辺地区まちづくり方針」で目指すべき姿を「水辺に囲まれ、安らぎとにぎわいが調和する誰もが暮らし続けたいまち」とした。ただ、人口が増え、学校や住宅が足りなくなる懸念や、閑静な住宅環境をどう維持するか、といった課題もあるとしている。 地区内の枝川1丁目には、コリアンタウンだった街の名残が今も残る。 当時の東京市が1941年…この記事を書いた人上田学ネットワーク報道本部|首都圏ニュースセンター専門・関心分野地方過疎(地方創生)、まちづくり、消費者問題、福祉・介護、社会保障関連ニュースこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ8月14日 (木)墓の「縁故者」困難な把握今年の新米も高値の見通し暑くても育つホップ栽培成功8月13日 (水)日航ジャンボ機墜落から40年日経平均、史上最高値を更新夏休み中の「企業内学童」盛況8月12日 (火)熊本で土砂災害や浸水相次ぐ日本の科学力、過去最低続く傷んだコードに発火リスク8月11日 (月)高校野球 広陵が出場辞退釜本邦茂さん死去 81歳住宅の解体費上昇トップニューストップページへ万博は1時間遅れの午前10時に開場へ メトロ運転見合わせの影響で6:35NYダウ、400ドル超上昇 S&P500は前日の過去最高値を更新5:53終戦前日トヨタに落ちた爆弾 父の伝記に豊田章一郎氏は声色を変えた6:00参政党に「思想の核」はあるのか 理論武装する独AfDと比較する8:00物価高騰、働き方改革で演劇界にも値上げの波 チケット価格は多様に8:00トワイライト・ウォリアーズ原作者が語る 九龍城砦、香港、2次創作7:00