新宿のタワーマンションで女性を殺害 被告に懲役15年 東京地裁

Wait 5 sec.

森下裕介2025年7月14日 17時19分東京地裁が入る庁舎=東京都千代田区  東京都新宿区のタワーマンションの敷地内で住人の女性(当時25)を殺害したとして、殺人などの罪に問われた川崎市の和久井学被告(52)の裁判員裁判の判決が14日、東京地裁であった。伊藤ゆう子裁判長は「執拗(しつよう)かつ残虐で極めて危険な犯行」として懲役15年(求刑懲役17年)を言い渡した。 判決などによると、被告は2024年5月、女性を待ち伏せし、帰宅してきたところを2本の果物ナイフで刺すなどして死亡させた。 被告は21年4月ごろから女性が経営するキャバクラなどに通っていた。同年11月ごろ、女性から「人生をかけてくれたら結婚する」などと言われ、高額の注文を求められて1600万円を支払い、借金を背負った。 判決は、被告がマンションに向かったのは、女性がインターネットのライブ配信で被告をおとしめる発言をするのを見て、「脅してでも金銭を取り返したい」と考えたためだと指摘。その後、怒りを爆発させて犯行に及んだとした。 女性の言動については「被告の気持ちを利用し、経済的に追い詰めるもので、非難される点があったのは否定できない」とした一方、金銭問題は法的手段で解決するべきで「殺人を正当化する理由にならない」とした。【はじめるなら今】記事読み放題のスタンダードコース1カ月間無料+さらに5カ月間月額200円!詳しくはこちらこの記事を書いた人森下裕介東京社会部|裁判担当専門・関心分野司法、刑事政策、人権こんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ7月14日 (月)胎児減らす手術 進む臨床研究夏の国内宿泊旅費 過去最高比例 主戦場はショート動画7月13日 (日)楽天 ふるさと納税めぐり提訴ネット証券、半額補償を検討略称「民主党」 また同じに7月12日 (土)牛肉の対中輸出 再開へ協定最低賃金アップ 議論始まる熱中症 糖尿病なら特に注意7月11日 (金)米に「なめられてたまるか」外国人の免許切り替え厳格化水泳授業で小学生62人やけどトップニューストップページへ「無法地帯」つくった市長選の中傷動画 制作者「エンタメ性が大事」11:30さよなら郵便ポスト、デンマークで欧州初「時代の終わりに寂しさも」11:00新トランプ関税、日本はマシな方? 異彩放つ2カ国の中途半端な税率16:00トラックと衝突のバス炎上、乗客ら2人死亡 11人が重軽傷 徳島道16:50不動産クラファン「ヤマワケ」で相次ぐ償還遅れ 親会社混乱の影響は17:008歳で国家資格、きっかけはコロ助 「あきらめない」両親説得し合格12:00