毎日新聞 2025/7/12 10:00(最終更新 7/12 10:00) 有料記事 1934文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷新国立劇場の吉田都舞踊芸術監督=東京都渋谷区の新国立劇場で2025年7月3日、西本龍太朗撮影 「日本と英国の懸け橋になれたら」 芸術監督は期待を膨らませている。 新国立劇場バレエ団が7月24~27日、初めて海外での主催公演に臨む。 舞台となるのは同劇場の吉田都・舞踊芸術監督の古巣、英国ロイヤルバレエが本拠地とするロンドンの「ロイヤル・オペラ・ハウス」だ。 吉田監督による演出で制作されたロマンチックバレエの傑作「ジゼル」を披露する。遠い夢が現実に 「ロイヤル・オペラ・ハウスは小さい頃から見てきたバレエのビデオの中の場所というふうにしか思えなくて、どこかおとぎの国みたい。あと数週間で私がそこで踊るのは夢のようです」 公演まで3週間に迫った3日、新国立劇場(東京都渋谷区)であった記者会見で、公演初日にジゼル役を踊るプリンシパル(最高位のダンサー)、米沢唯さんが目を輝かせた。 1841年に初演された「ジゼル」は中世のドイツが舞台。村娘ジゼルは、思いを寄せるアルブレヒトが実は貴族で婚約者もいると知って錯乱の末に命を落とすが、精霊ウィリとなった後もアルブレヒトへの愛を貫こうとする。 吉田監督は2022年、初めて今作の演出を手掛けた。今年4月にも再演され、今やバレエ団にとってなくてはならないレパートリーとなっている。 芸術参与として新国立劇場バレエ団に関わっていた18~20年ごろ、吉田監督が思い描いていたことがある。 「ぼんやりと遠い夢として、ダンサーがロイヤル・オペラ・ハウスの舞台に立ったらどんなことが起きるんだろう」 20年9月、芸術監督に就任し、その思いは次第に現実味のあるものへと変化していった。 「実際に芸術監督として仕事をしだしたら違う欲が出てきました。みんなで作り上げる舞台が『世界レベル…この記事は有料記事です。残り1225文字(全文1934文字)あわせて読みたいAdvertisementこの記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>