清水謙司2025年7月17日 13時15分雨の中、四条通を進む長刀鉾=2025年7月17日午前9時38分、京都市下京区、米田怜央撮影 日本三大祭りの一つ、京都・祇園祭の前祭(さきまつり)・山鉾(やまほこ)巡行が17日、京都市中心部であった。雨の中、豪華な装飾で「動く美術館」と呼ばれる23基の山鉾は透明なシートで覆われ、都大路を優雅に進んだ。沿道に「コンチキチン」の祇園囃子(ばやし)が響き、大勢の観光客らが見入った。 午前9時ごろ、今年誕生800年にあたる先頭の長刀(なぎなた)鉾が四条烏丸を出発。稚児(ちご)の同志社小3年の久保堅斗(けんと)さん(8)が鉾から身を乗り出し、しめ縄を太刀で切る「しめ縄切り」をした。 長刀鉾に続く「山一番」は、8年ぶりに占出(うらで)山が担った。四条堺町では、2日のくじ取り式で決まった順番通りに山鉾が進んでいるか確かめる「くじ改め」があった。 四条河原町などの交差点では、車輪の下に青竹を敷き、山鉾の向きを変える「辻回し」が披露された。 祇園祭は八坂神社の例祭で、疫病を鎮めるため平安時代の869年に始まったとされる。24日には後祭(あとまつり)の山鉾巡行があり、11基の山鉾が参加する。【はじめるなら今】記事読み放題のスタンダードコース1カ月間無料+さらに5カ月間月額200円!詳しくはこちらこの記事を書いた人清水謙司京都総局|歴史、社寺文化財専門・関心分野歴史、社寺文化財、文芸、民俗、食文化、人権問題こんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ7月17日 (木)アステラス社員に実刑判決ローマ字のつづり方変更へ芥川賞と直木賞、該当作なし7月16日 (水)銀行情報を不正持ち出し日産 追浜工場で車両生産終了3歳女児の放置死から5年7月15日 (火)自公、過半数は困難かインスタアカウント削除命令東海道新幹線が豪雨対策7月14日 (月)胎児減らす手術 進む臨床研究夏の国内宿泊旅費 過去最高比例 主戦場はショート動画トップニューストップページへ国立公園内に違法な昆虫採集わな、警告も無視 環境省が奄美署に通報10:18神奈川県警巡査長と住吉会系組員ら逮捕 社長への面会を強要疑い10:00「農林水産予算を10倍?」野田氏を批判した小泉氏のXは「誤り」12:28ストリートビューに残る両親の愛 2人がくれたスター俳優との縁10:00受験で有利?100万円の講座も 「体験」ブームに考えた格差と競争10:00高知の海岸で息絶えたアオウミガメの脚には… 1千キロ先で産卵記録11:18